Visionary

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「都道府県別健康寿命ランキング」をきっかけに考えた「健康寿命のためのポイント」〜「自問」と「朝の日課」〜

昨年12月、厚生労働省は、男性72.68歳、女性75.38歳という健康寿命推計結果(2019年時点)を公表した。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活を制限されずに暮らせる平均的な期間のことだ。日本は世界有数の長寿国と言われているが、平均寿命から健康寿命を…

コメダ珈琲の発展の秘密 2つのキーワード 〜「理念」と「現場」〜

デロンギ・ジャパン株式会社が、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、「コロナ禍におけるコーヒーの飲用調査2021年度版」を行っていたことを知った。全国の20〜69歳の男女(計400人)を対象に調査しているが、多くの人がコロナ禍の日常でコーヒーの味わい…

明日はバレンタインデー。チョコレート製造販売会社の「SDGsへの取り組み」からの学び

時の経つのは早いもので、明日は2月14日だ。バレンタインデーは世界的に知られているが、恋人や友人へ贈る物でチョコレートが主役になるのは、日本ならではの文化らしい。ふと、以前、チョコレート製造販売会社/Dari K株式会社の吉野慶一社長の話を講演会で…

北京オリンピック銅メダル 堀島行真選手の思考からの学び〜「好き・楽しい」と「未知への挑戦」〜

堀島行真選手が、北京オリンピックのスキーモーグル男子で今大会日本勢第1号となる銅メダルを獲得した。TVでインタビューを聞き、堀島選手の考え方をもっと知りたい、と直感的に感じた。いくつかのネット記事を読み、気づきや学びを得た。4年前の平昌オリ…

青学大 箱根駅伝の圧勝から学ぶ 〜「自律」と「目標」と「観察」の重要性〜

今年正月の箱根駅伝。青山学院大学が大会新記録で圧勝した。2015年に初優勝し、それから8年で優勝は6度。「強さ」の秘訣はなんだろう。初優勝の時から、TVや新聞、書籍、ネット記事などで、青学大を率いる原監督の数々の言葉を目にしてきた。あらためて印…

「理想の上司」の変遷調査結果から学べる視点〜「LISTEN」というキーワード〜

昨年11月10日の読売新聞で、学校法人産業能率大学総合研究所で毎年実施されている「新入社員の理想の上司」調査結果記事を目にした。そこには、理想の男性上司の変遷が掲載されていた。2021年度の1位はムロツヨシさん。因みに、1999年度の1位は、プロ野球…

「昨年売れたものランキング調査結果」から思う「人生100年時代の大切な考え方」

昨年12月、「2021年 売れたものランキング(株式会社インテージ調査)」の記事をネットで目にした。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど全国約6000店舗の小売店の昨年1月〜10月の販売データを集計し、前年からの販売金額の伸び率で順位をつけたものだ。…

自転車開発販売チェーン「あさひ」の発展のポイントを探る〜本当に実現したいVisionの追求〜

昨年、快適な自転車ライフを提供する「株式会社あさひ」が、500店舗を達成した。達成記念として企画されたコンテストが、これまでの「あさひ」の発展を象徴する企画だと感じた。それは、あったらいいな、こんなサービスあったらいいな、こんなお店あったらい…

キリンホールディングス・吉本興業・近畿大学・浜松市の「笑いの共同研究」から思う「感謝の心」

キリンホールディングスの研究機関「キリン中央研究所」が昨年11月24日、笑うことで集中力とストレスが改善される、とした研究結果を発表した。吉本興業と近畿大学などと共同で実施した臨床研究で確認したという。静岡県浜松市在住の男女25人を対象に、漫才…

2021年の今年の漢字「金」から思う。〜自分ブランドへの挑戦〜

12月13日。日本漢字能力検定協会は、2021年の世相を一字で表す「今年の漢字」を発表した。全国公募により決定し、京都市の清水寺で森清範貫主が揮毫した漢字は「金」だった。「今年の漢字」は、1年を振り返り、世相を表す漢字一字を考えることで、漢字の奥…

連続ドラマ「プラチナタウン」で思う〜「高齢者の笑顔の力」〜

以前、wowowの連続ドラマ「プラチナタウン」を観たことがある。高齢化が進むと同時に巨額の負債を抱える地方の街。商社マンから故郷の町長に転身した主人公を中心に、高齢者が集い元気に暮らせるプラチナタウンに変身させようと、夢のプロジェクトに臨む人々…

藤井竜王からの気づき・学び〜「悩む」から「考える」への転換〜

11月13日に、19歳の藤井聡太新竜王が誕生した。史上最年少プロ入り、公式戦最多連勝記録、史上最年少タイトル獲得・・・と次々に新記録を打ち立ててきた。11月16日の読売新聞に藤井竜王の記事が載っていた。それは「自分の頭で徹底的に考え抜く姿勢」につい…

「アウトドアメーカー、スノーピークの発展の秘訣」から日常に活かすキーワード〜「目的と手段」と「好きのレベル」〜

「カンブリア宮殿」にアウトドアメーカー、スノーピークの2代目 山井太会長が出演していた。高品質なキャンプ用品を自社開発し、スノーピーカーと呼ばれる熱狂的なファンも多い。スノーピークの発展の秘訣から、日常に活かす2つのキーワードが頭の中を駆け…

MVP大谷翔平選手・86歳現役プログラマー若宮正子氏から学ぶ〜人生100年時代に大切な「楽しくてたまらない」境地〜

日本時間の11月19日。米大リーグの今季最優秀選手(MVP)が発表され、投打の二刀流で歴史的な活躍を見せたエンゼルスの大谷選手がア・リーグで選ばれた。日本人では2001年のイチロー選手以来、20年ぶり2人目の快挙だ。技術の高さや人柄の素晴らしさはもちろ…

「セイコー時間白書2021」の「時間への意識変化」から学ぶー人生、心豊かに生きるための「タイムマネジメントの秘訣」ー

10月13日の読売新聞に、セイコーホールディングスが発表した「セイコー時間白書2021」の記事が掲載されていた。コロナ禍で、仕事やプライベートなどの生活環境が変わったことで、「時間の使い方」は多様化し、時間をどう使うか、時間の価値をあらためて見つ…

「持続的成長し続ける家具卸会社が危機時に乗り越えた大決断」から学ぶー「仕事・子育て・介護」の秘訣ー

創業から50年以上、持続的に成長し続けている「関家具」の関社長が、「カンブリア宮殿」に出演していた。関家具は、福岡県大川市に本社を置く家具卸会社だ。ニトリやIKEAなどの企業が存在感を示す家具・インテリア業界にありながら、「赤字知らず」というの…

プロ野球リーグ優勝 ヤクルト・オリックス両監督から学ぶ「言葉の力」 

今年のプロ野球の両リーグの優勝が決まった。セ・リーグは、6年ぶりのヤクルト・スワローズ。パ・リーグは、25年ぶりのオリックス・バファローズだ。両リーグともに2年連続最下位のチームが優勝するのは、史上初だ。読売新聞の優勝記事を読み進めている…

「第18回ショパン国際ピアノコンクールの快挙」から学んだ「めざす」意義

ポーランドの首都ワルシャワで開催された世界3大コンクールの一つ、ショパン国際ピアノコンクールの最終結果が21日発表され、見事、反田恭平さんが2位に、小林愛実さんが4位に選ばれた。1970年の内田光子さんの2位入賞が日本人の最高成績で、反田さんは、…

「都道府県魅力度ランキング」から考える「ブランドのポイント」ー「引き算」と「軸」を意識した「問いかけ」ー

10月9日、民間調査会社「ブランド総合研究所」は、今年の都道府県魅力度ランキングを発表した。1位は北海道。都道府県の調査開始から13年連続の1位だそうだ。2位は京都府で、沖縄県、東京都、大阪府、神奈川県、福岡県、長崎県・・・と続く。具体的…

人生100年時代。「何歳になっても充実した日々を過ごす」ための2つのキーワード。〜「好奇心」と「エンジョイ」〜

今年のノーベル物理学賞に、プリンストン大学の上席研究員 真鍋淑郎氏が選ばれた。大気と海を物理法則でシミュレーションする「気候モデリングの父」と呼ばれ、地球温暖化の可能性を初めて指摘した人だ。気候変動は、私たち人類や社会にとって身近な問題で、…

カップヌードル発売50周年。人気の3つの秘密は「自分色」「一体感」「挑戦心」

今年、日清食品のカップヌードルが発売50周年を迎えた。半世紀もの間、愛され続け、この4年間は過去最高売上を更新している。人気の秘密は何だろう。お湯をかけるだけで食べられる革命的な商品そのものが、人気の秘密だと思うが、別の3つの視点で考えて…

人生・仕事の「V字回復」の秘訣 〜逆転の発想力〜

「カンブリア宮殿」に森岡毅氏が出演していたのを思い出した。「UFJ」や「ネスタリゾート神戸」「西武園ゆうえんち」など、数々の事業のV字回復を実現している、マーケティング精鋭集団 株式会社「刀」の代表だ。V字回復の秘訣は何だろう、と見入った。独自…

超人気ユーチューブ「もちまる日記」の癒しのひととき。ビジネス視点からの「3つの魅力のキーワード」

先日、「もちまる」という可愛いネコのユーチューブの話を聞いた。見ると、確かに虜になってしまいそうだ。ユーチューブの登録者数が、130万人を超え、総再生回数6億回なのだそうだ。「もちまる日記(下僕著、KADOKAWA)」という本も販売されている。す…

成果が上がらず悩んでいる人へ〜目標実現に向けた「PDCAサイクル」上達のための2つの方法〜

日頃、頑張っているけれど、なかなか成果につながらなくて悩んでいる人も多いのではないだろうか。私は、PDCAサイクルの上達に取り組めば、成果に結びついていく、と感じている。ご存知のとおり、PDCAとは、Plan(仮説・計画) Do( 実行)Check(検証) Act…

人生と仕事に生きる「効果的なコミュニケーションの秘訣」

コロナ禍で、オンラインミーティングが日常的に行われるようになった。良い点もたくさんあるが、課題を感じている人も多いようだ。中でも多いのが、「コミュニケーション」についてだ。先日、致知10月号を読んだ。その中で、ドラッカー学会理事の佐藤等氏の…

仕事・育児・介護・・・疲れにくい生き方の秘訣

新型コロナ感染が続く中、毎日の生活に疲れを感じる人が増えているのではないだろうか。先日、「精神科医がすすめる 疲れにくい生き方(川野泰周 著/クロスメディア・パブリッシング)を読んだ。疲れる原因や具体的な対処方法などが書かれていて大変参考にな…

幸せを呼ぶ「ARIGATOパワー」

東京オリンピックの閉会式が終わり、電光掲示板に「ARIGATO」が映し出された。1964年の東京五輪の閉会式では「SAYONARA」が映し出されたが、その時の文字と同様のフォントが使われたらしい。少し「ありがとう」について考えてみたい。「ありがとう」の語源は…

侍ジャパン稲葉監督から学ぶ「リーダーとして大切にすべきこと」

東京オリンピックで、侍ジャパンが見事、金メダルを獲得した。稲葉篤紀監督から、成果を創出するために大切なリーダーとしてのあり方を学ぶことができる。今年の1月、ネット記事に柔道の井上康生監督との対談記事が紹介されていた。2020年の一字に、稲…

東京オンリピック メダリストの言葉から学ぶ 「信じる心」と「楽しむ気持ち」

東京オリンピックのメダリストからの言葉から、多くを学べる。 新型コロナ観戦でオリンピックが1年延期。1年経った今も、コロナ禍での厳しい状況の中、心身ともに想像を絶するストレスを抱え、試合に臨むオリンピック選手。メダリストの試合後インタビュー…

内発的動機を引き出す必須スキルを学びたい人にオススメの一冊「リフレクション(熊平美香著/Discover)

社員の内発的動機を引き出す必須スキルを学びたい人にオススメの一冊をご紹介したい。その本は、「リフレクション(熊平美香著/Discover)。日常の人付き合いや対話が苦手な人にもオススメ。リフレクションとは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為で…