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VPDSの「S」  目標を達成するための「軌道修正」の大切な考え方と仕方のコツ

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「軌道修正」するということは、マイナスなことではなくて、「自己成長」につながる「大切なプロセス」です。
前回の記事で紹介しました「軌道修正」について、さらに深く考えてみましょう。

一般的に「計画を変更する」「仮説を修正する」というのは、何か、後退したイメージを持ったり、よくないことのように考える時があるようです。
単年度計画で設定した目標や、目標達成のための仮説・計画は絶対的なもので、途中で修正するものではない、という考え方を持つ人もおられるようです。
確かに、実践が徹底できていなかったり、何か中途半端な状態だったり、その時々の状況にもよると思いますので、一概に「良い、悪い」とは言えませんね。

ただ、そもそも、一度設定した目標や仮説・計画は決して変更するものではない、という考え方に固執する場合は、少し疑問を感じます。
また、一度設定した目標や仮説・計画は変更したくない、という気持ちを持たれる人は、一度、その考え方を考え直してみる勇気を持っていただくことも必要かもしれません。


私は逆に、変化の著しい時代の中で、年度初めに設定した目標や仮説・計画がそのまま進むことの方が少なくて、適宜、必要に応じて軌道修正しながら、スピードを持ってスパイラル的に進化していく、という考え方の方がより良いように思います。


では、軌道修正する時に考える主なポイントを考えてみましょう。
私は、主に、以下の3つが挙げられると思います。

・目標や仮説・計画を軌道修正した方が良いのか。
・そもそも、目標や仮説・計画をゼロベースで設定し直した方が良いのか。
・目標や仮説・計画はそのままにして、実践の徹底度を高めた方が良いのか。

なるべく、細分化して考え、具体的に言語化することがコツです。
「軌道修正」は、「自己成長」のための大切なプロセスです。