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勉強にやる気が出ない時に大切にしたい「手応えを感じる効率的な勉強法 3つのコツ」

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勉強になかなか集中できない、という方も多いと思います。
勉強は、なるべく楽しく、効率的にしたいですね。

私は、若かりし頃、大学受験を失敗し、悲しくも浪人生活を体験したことがあります。
でも、この浪人時代で培った「勉強方」が、希望大学への合格や、ビジネスでの手応えなど、その後の人生にすごく活かされています。

今回は、「手応えを感じる効率的な勉強法 3つのコツ」をご紹介します。

 


1.   参考書は1冊に絞る

私は、昔、参考書を買って、途中までしては、次の参考書に目が移り、また別の参考書を使い始める・・・ということを繰り返していました。
その時は、やはり成果にはつながらなかったように記憶しています。

なるべく参考書は、1冊に絞ることをお勧めします。

その1冊は、自分が少しでも興味の湧く参考書を選ぶようにします。
例えば、私は、日本史であれば「人のエピソードがちょっと書かれている内容」を選んだり、
現代国語であれば「回答の解説の仕方が漠然とした主観的なものではなく、ロジックでわかりやすい内容」を選びました。

少しでも自分にとって興味が湧く、続けやすい参考書を1冊に絞ることをお勧めします。


2.  内容の大筋を把握する。 

私は、勉強にしても、ビジネスにしても「体系を知る」ということは、非常に大切だと思っています。

よく、「一流」のものに触れなさい、ということを聞きます。
私は、現時点での「一流」に触れることは、そのレベルの上限を知る、という意味でも価値あること、と考えています。

人は、どこまでやればいいんだろう、どこまで覚えればいいんだろう・・・と上限を知らない暗闇の状態の中でいると、不安が募り、やる気が出ない状況に陥りやすいように思います。

勉強もそうですね。
まずは、勉強する内容の大筋を把握することが大切だと思います。

例えば、日本史であれば、縄文時代から一つひとつ覚えていく、ということではなくて、まずは、大きな歴史の大筋を知ることが大切なような気がします。

武家が主役となる鎌倉時代、戦国時代に区切りをつける関ヶ原の合戦、世界にも稀な明治維新、インターネット革命が起きた平成時代・・・など、歴史的な転換期を見ながら全体の大筋を見ていきます。
その過程を通じて、長く平安の世を実現した「平安時代」や「江戸時代」は、なぜ実現できたんだろうと思いを巡らせる、というように興味が湧いてくるかもしれませんね。

また例えば、他の科目でも、まずは目次を繰り返し読んでみる、ということでも良いように思います。
これから勉強する内容の大筋を知る、ということは、自分に安心感ややる気を芽生えさせてくれるように思います。


3.  逆算でスケジュールを立てる


私は、手応えを感じたり、成果を出すためには、「時間をどうデザインするか」ということが非常に大切なポイントだと思っています。
勉強も、ビジネスも、家事も同じだと思います。

まず、逆算でスケジュールを立てる時に行うのは、期限を決めることです。
そして、その期限から逆算でスケジュールを立てます。

例えば、今が4月として、受験日が次の年の1月だったとします。
1月が期限ですね。
そうすると、少し余裕を持って、11月には準備を完了する、という期限を決めます。
11月〜12月は、模擬試験という実践の場を重ね、ブラシュアップしていきます。
では、11月までには参考書を終える、と考えると、ページ総数を月日で割って、1日にする
ページ数が出てきますね。
ただ、ここで大切なことは、少し早めに終えるペースで考えて、ページ数を少し多めに決めることが大切です。
途中で体調を崩したりするかもしれませんし、常に余裕を持っておくことがポイントです。

私は、終わったページには、「OK」と右端の隅に書いていきました。私の場合、その「OK」がやる気につながったようです。

私は、ビジネスでも、スケジュール表を毎日、繰り返し見て、常に軌道修正しています。
時間をデザインすることは、大切なことに集中することにつながって、ひいては手応えや成果につながります。

以前にご紹介した記事を添付します。
よろしければご覧ください。