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「ビジネス」も「片づけ」も。「余白はつくるもの」という意識転換が、「幸せな人生」を創造する。

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私は以前、「余白」は、結果としてできるもの・・・と思っていました。
この「余白」について、「ビジネス」と「部屋の片づけ」を例にお話しますね。

 

1.   ビジネス


ビジネスで、手応えや達成感を得るためには「時間を大切な業務に集中する」ことが大切ですね。あれも、これもと気が散っては、結果にはなかなか結びつかないことが多いです。

昔、私は、仕事の時間の中で、意識して「じっくり思考する時間」をつくっていませんでした。
目の前の書類を作成したり、電話をしたり、会議に参加したり・・・と慌ただしく仕事をしていました。
仕事をする、というよりも、作業に追われていた、という感じでしょうか。
忙しくしている方が、仕事をやっている感覚になっていたように思います。
忙しい割には、あまり結果に繋がらなかったことも多かったように記憶しています。

あえて「時間に余白をつくる」ことを意識してからは、仕事の成果にも大きな手応えを持てるように変わりました。
「時間に余白をつくる」というのは、「じっくりと思考する時間をつくる」ということです。

一日に、30分〜1時間ほど、「余白」の時間をあらかじめ決めておきます。
私は、その時間内に、
・仕事の中長期のミッション・ビジョンを描く。
・目の前の仕事の目的を今一度考える。
・社員やメンバーのやる気の状態や表情を思い浮かべる。
・これからの3ヶ月後や半年後のスケジュールをイメージする。
など、思考していきます。

その時間は、目先ではなく、あらためて大きな視点から仕事を見つめ直し、「本質的で大切なもの」を発見する時間となります。
この思考の時間、余白の時間は、チームビジョンや目標の実現へとつながる貴重な時間となることが多いです。


2.   片づけ

コロナ禍でテレワークが増えて、「部屋の片づけ」への興味が、随分と高まっています。
これまでは、空いたスペースに物を片づけ、結果として余白の空間ができる、という状態でしたので、空間に詰め込みすぎることが多かったんです。

空間に詰め込みすぎる状態は、知らず知らずのうちにストレスへと変わっていたんだと思います。
・なかなか必要な書類が出せない・・・
・そもそも、詰め込まれた空間を見ることで憂鬱な気分になる・・・
・物を大切に扱うことができなくなる・・・
など、モヤモヤ感がつのります。

今では、本棚や、机の引き出しなどにも、「余白の空間」ができ、景色が輝いて見えます。
一つひとつの物に対する感謝の気持ちも自然に湧いてきて、大切なものが見えるっていう感じですね。

テレワーク中も、快適な生活や効率的な仕事ができて、幸せな人生・幸せな時間につながっています。

そういえば、書道でも、いかに余白を生かすかが大事、という話を聞いたことがあります。

「余白」は結果としてできるものではなくて、意識してつくるもの。

「余白」で大切なものが見えてくる。
「余白」が人生や仕事を輝かせてくれる。
私はそう感じています。

以前、発信させていただいた記事をご紹介いたします。
もしよろしければ、ご覧ください。