Visionary

ALL FOR FUN

SNSでファンをつくりたいと思うフリーランサーや経営者にオススメの一冊。「公式SNS『中の人』が明かす企業ファンのつくり方(日経BP)」

f:id:wakuwork:20201107074920j:plain

 SNSでファンをつくりたいと思うフリーランサーや経営者にオススメの一冊をご紹介します。
その本は、「公式SNS『中の人』が明かす企業ファンのつくり方(日経BP)」です。

今、SNSを活用してPRしている人や企業は多いと思います。
ただ、この本にも「うまくいかない企業のほとんどは、マス広告やPR作法をそのままSNSに持ち込んでいることが原因」と書かれているように、SNSの本質を知ることが大切だと思います。

そこで、この本では実際「中の人」から学ぼうと、セガキングジムタカラトミータニタ東急ハンズ・井村屋のSNS担当の方々の考え方や取り組みについて綴られています。

すごく参考になります。

少しだけ、本の内容をご紹介します。

・「中の人」は、もちろん企業人としての意識を持ちながらも、個人の人格を無理に消さず、消費者とコミュニケーションを取っています。この「個」の力がファンを熱狂させ、そして企業を動かす原動力になっているのです。
・「中の人」ではなく、お客さんのすぐ近くにいる「そばの人」という感覚でコミュニケーションを取るのがいいのではないかと考えています。
・理屈ではなく感情で好きになるのがファンです。だから、「共感」「愛着」「信頼」というような感情を高めていくことが重要です。
・人は人にしか共感しません。
・商品やブランドの向こうに企業の中の人たちがしっかり見え、開発の苦労話などのストーリーが透けてくると、人はより共感し、愛着を強く持つようになる。体感が感じられれば感じられるほど、ファンは喜ぶし、ファンも増えます。

いかがでしょうか。

SNSは、ファンの共感づくり、愛着づくり、信頼づくり、なのですね。