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気分が落ち込んだときに読みかえす「2冊の素敵な本」

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気分が落ち込んだときに、読みかえす2冊の本がある。

そして、その本の中でも、同じフレーズが、とくに気になっている。

その一冊は、「生きよう今日も喜んで(平澤興 著/致知出版社)」。
著者の平澤先生は、生前、京都大学総長で、偉大な教育者・医学者であられた。

・とにかく生きるということは、平凡のようで奇跡中の奇跡である。
・まず以て今日一日この奇跡を生きる命を与えられたことに感謝しよう。
・人生に望ましいのは失敗や困難がないということではなく、決してそれに負けない、ということである。


いつもこのメッセージから、生きる勇気と感謝の心が湧いてくる。

この世に生まれた奇跡と、生きていることに感謝する。
寝ている間も、知らぬ間にいろいろな内臓が働いてくれている。

人は、どうしようもないことに悩み、ストレスをため、自分を傷つけてしまっていることが、あまりに多いのではないだろうか。

この本のおかげで、「ありがとう」を言葉に出すことが多くなった気がする。
いや、あえて、これまでの「すみません」を「ありがとう」に変えている。
気分が落ち込んだときに、「ありがとう」をつぶやいている。

人への、そして自分への「ありがとう」の言葉は、自分の心に安らぎを与え、明るさを提供してくれる。

言葉の力は偉大だ、と感じる。

もう一冊は、「人生のプロジェクト(山﨑拓巳 著/SANCTUARY BOOKS)」
詩のようなシンプルで素敵な文章が、世界の子どもたちの顔写真とともに、心にしみてくる。

・自分は何がしたいのか。どうなりたいのか。ココロがおどり、ワクワクさせてくれるものは何か。いつも自分自身に聞き続けることで、ビジョンは自然と見えてくる。
・段取りによってデザインされた小さな一日が、奇跡のような未来につながっている。
・めざすとがんばるは違う。がんばっているが、めざしていない時がある。この違いは見分けにくいが大きく違う。めざすとは、目標と期限が明確で、その達成のために意思をもって行動することである。


この本の出会いで、自分のしたいことを思うままにノートに書くようになった。
書くことで、自分の頭をスッキリと整理できる。

そして、ビジョンに向かって、チャレンジすることの喜びを強く感じるようになった。
自分で自分の可能性に蓋をしないでおこう。

50歳を過ぎてから、オンライン英会話を始め、早朝ウォーキングに目覚め、ブログにチャレンジしている。

まだまだ、したいことが、溢れ出てきている。
すべては自分のココロ次第。

そう思えるようになった。