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大谷翔平選手の目標思考に学ぶ

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現時点で、33本のホームランを打ち、大活躍中の大谷選手。

彼は、高校1年生の時、監督から教わり目標達成シートを作成し、目標に向けた努力を積む重ねた。

その目標達成シートがすごい。

それは、強い目標を中心に置き、9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだもの。
その時、大谷選手が中心に書いた目標は、「8球団からのドラフト1位指名」だった。
そして、その目標を達成するために必要な8つの要素を記入。

・体づくり
人間性
・メンタル
・コントロール
・キレ
・スピード160キロ
・変化球
・運

さらに、これらの8つを達成するための要素をそれぞれ8つ記入している。

特に、「人間性」と「運」が興味深い。

人間性には、
・思いやり
・感性
・愛される人間
・計画性
・感謝
・継続力
・信頼される人間
・礼儀

運には、
・道具を大切に使う
・あいさつ
・ゴミ拾い
・部屋そうじ
・審判さんへの態度
・本を読む
・応援される人間になる
・プラス思考

とある。

なるほど。
審判さんへの態度・・・。

大リーグ機構が定めた粘着物質検査にも審判に笑顔で対応し、神対応と大きな反響を呼んだ。

他にも、折れたバットを拾って打者に手渡したり、グランドに落とした相手チームのファンのサングラスを拾って観客席に返したり・・・。

大谷選手の人間性も大きな魅力で、敵味方関係なく、多くの称賛の声が寄せられている。

目標は、より具体的で、少し高めで、期限を設けて・・・がポイントらしい。

以前に「カリスマ体育教師の常勝教育(原田隆史著/日経BP社)」という本を読んだことがある。
その本にも、具体的な目標設定の重要性、心をきれいにする態度教育のことが記されていた。

私も、目標設定の大切さを日々実感している。
目標があるから手応えを持てる。
目標があるから元気になれる。
私は、そう思う。

これからの時代、自分で目標を設定し、仮説を立て、実践し、振りかえり、必要に応じて軌道修正し、新たな目標に向かっていく、そういう自律型、自走型の人材が、ますます求められる気がする。