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「昨年売れたものランキング調査結果」から思う「人生100年時代の大切な考え方」

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昨年12月、「2021年 売れたものランキング(株式会社インテージ調査)」の記事をネットで目にした。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど全国約6000店舗の小売店の昨年1月〜10月の販売データを集計し、前年からの販売金額の伸び率で順位をつけたものだ。

1位となったのはオートミールで、前年比291%。
オートミールは、食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富で低カロリーなのが好評で、主食としてコメに目立てて食べる「米化(こめか)」や、デザートに使うなど幅広い調理方法がSNSなどで話題となり、女性を中心に人気が急上昇した。

他にも健康を意識した食品や飲料が上位に入っている。
2位は、貧血予防や体力増強に効果があるとして品薄となった麦芽飲料。
4位は、プロテイン粉末。
7位は、解熱鎮痛剤。
8位は、ノンアルコール飲料

コロナ禍で、健康志向が高まっているのかもしれない。

ふと、以前読んだ「LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略(アンドリュー・スコット/リンダ・グラットン著 東洋経済新報社)を思い出した。

人生100年時代と言われる中で、人生を心豊かに生きるための考え方、人生の向き合い方が具体的に示されていた。

特に印象に残ったキーワードは、「考え方を変える」だった。

何に対しての考え方か。
それは「年齢」と「時間」に対してだった。

「年齢」を単なる年数として捉える以外に、「自分がどれくらい若いと感じているか」という主観的年齢の存在について著者は語っている。
年齢を重ねることを前向きに捉えている人は、否定的に捉えている人に比べて平均7.5年長く生きるという研究結果もあるようだ。

また、今までは「教育を受ける時間→仕事に携わる時間→引退生活を送る時間」という3つのステージが当たり前だった。
一方、人生100年時代では、学習や仕事、余暇の時間を人生全体に割り振り、各ステージでのストレスを軽減できる、と著者は語る。

年齢を重ねることをポジテイブに考える。
自分の人生は、自分でデザインする。

そのことが、心身ともに健康であり続け、心豊かな人生を送れるヒントのように感じた。

これからも、ブログ仲間の素敵な記事から刺激と学びをいただきながら。
自分自身が人生の主役として、主体的に生きていきたい。

そう思った。