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「高齢社会白書」と「ブログ仲間への感謝の気持ち」



令和4年版の高齢社会白書閣議決定された。

令和3年10月1日時点での65歳以上人口は、3,621万人、総人口に占める65歳以上人口の割合は28.9%と高齢化が進んでいる。

調査結果で特に印象に残ったのは、65歳以上の約20%の人が「生きがいを感じていない」と答えている点だ。
生きがいを十分に感じている高齢者の割合は、電子メールやSNSを使う人だと30%を超える一方、情報機器を利用しない人では10%にとどまる、という。

ご高齢の方々が、充実した暮らしを送るために、情報機器を使えるための環境整備を進めることも大切なのかもしれない。

先日、若宮正子氏の記事を読んだ。
81歳でゲームアプリを作り、国連本部でスピーチをされ、86歳でデジタル庁のデジタル社会構想会議の構成員になった、
現在87歳で、生き生きと活躍の場を広げている。

若宮氏の言葉に説得力がある。

「とにかくバッターボックスに立ってみる。
バットを振ったら、当たるかもしれないじゃないですか。
自分の未来にフタをしないこと。
何歳からでも人は変わることができるから」
・・・と。

この人は特別だから・・・、という気持ちを少し遠ざけ、まず自分の好きなこと、できることをやってみる。
その気持ちや新たな一歩が大切なのだと思う。

高齢社会白書に話を戻そう。

生きがいを十分に感じている高齢者の割合は、電子メールやSNSを使う人だと30%を超える、という調査結果をみて深くうなずく自分がいる。

60歳の手前にいる自分自身がブログ仲間に支えられ、生きがいを感じる人生を送れている。

今一度、感謝の気持ちを伝えたい。