今日は敬老の日。
この日に合わせ、総務者は高齢者の推計人口を発表した。
65歳以上の人は約3627万人で人口に占める割合は29.1%に上る。
人数、割合ともに過去最高で、100歳以上の人は、初めて9万人を超えたという。
最近では、「生涯現役社会」という言葉があるように、仕事をしている高齢者は18年連続で増加し、2021年は過去最高の909万人となった。
これまでの人生のステージは「フルタイムで学ぶ期間→フルタイムで働く仕事期間→働かない引退後」といった流れを前提にしていた。
しかし、今はまさに人生100年時代。
自分の考え方次第で、いつでも学び直し、新しい仕事や趣味に挑戦し、人生を楽しむことができる、そう思う。
「転身力(楠木新著/中公新書)」という本がある。
生き方を転身した人たちの事例が数多く紹介され、挑戦する勇気をもらえる本だと感じた。
特に印象に残ったキーワード。
それは、「好き」と「貢献」と「語る」だ。
例えば、起業にチャレンジする時。
それは、本当に関心のあることなのか、本当に好きなことなのか、を自問する。
そして同時に・・・
それは、人の役に立ち、人に貢献できることなのか、を自問する。
その接点が非常に重要なのだろう。
そして更に・・・
ビジョンやストーリーを周りの人に語る。
自分が語る物語が周囲の人にも共感されるようになると、より転身先の姿が明瞭になる。
そして応援いただける尊い仲間が増えてくる。
「好き」と「貢献」と「語る」
これらののキーワードを意識した新たな行動の一歩が、自分の新たな可能性を拓く。
転身力で人生を楽しんでいきたい。