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「小さな目標」から「満足感」、そして「夢」へ



新たな年がスタートし、新たな目標を掲げ、取り組んでいる人も多いのでは、と思う。

「目標」について考える時、「人生のプロジェクト(山﨑拓巳著/SANCTUARYBOOKS)」
の一節を思い出す。

「毎日を楽しむためには、目標までの期限を決めてしまうことだ。
期限が決まれば予定が組める。
予定が決まれば、今やるべきことが見える。
夢をかなえるまでのプロセスは単純だ。
間に合わないことがあっても、できないことはなにもない。」

さらに、著者は、こう語る。

「富士山にのぼろう、じゃあいまいすぎる。
五合目までのぼるか、頂上までのぼるか。
めざす場所によって段取りと装備が変わってくる」

自分は、何をめざしたいんだろうか。
目標を、人生を楽しむために設定しているだろうか。
あらためて自分に問いたい。

「一日一話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(藤尾秀昭著/致知出版社)」に、料理評論家の山本益博氏の話が掲載されている。
プロ野球選手イチローについての内容だが、特に、目標について語るイチローの言葉が印象的だ。

「目標は高く持たないといけないんですけど、あまりにも高過ぎると挫折してしまう。
だから、小さくとも自分で設定した目標を一つひとつクリアして満足する。
それを積み重ねていけば、いつか夢のような境地に辿り着く」

さらに、別のインタビュー記事でのイチローの言葉も紹介されている。

「小さなことを重ねることがとんでもないところへ行く唯一つの道」

自分にちょうど合った小さな目標は大きな力になる、そう感じた。
目標で、満足感や達成感を積み重ねながら、人生を楽しんでいきたい。