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由布院ブランドを体感した還暦旅行

 

昨秋、大分県由布院に、妻と還暦旅行をした。
自然豊かな景色や温泉、文化や歴史を感じられる街並みなど、多くの感動をもらった。中でも、宿泊先の旅館は心に残る大切な思い出のひとつとなった。

その旅館の名は、湯の坪街道のすぐ近くにある「日の春旅館」だ。

中心地にありながら、木々に囲まれた敷地内の静寂な空間。
侘び寂びを感じ、心から落ち着ける和室。
源泉かけ流しで、ゆったりとくつろげる露天風呂。
季節を先取りした、真心の込められた料理の品々。
そして何よりも・・・
素敵な笑顔で対応くださった旅館スタッフの皆さまの真心が嬉しかった。
さりげないサプライズで、還暦用のちゃんちゃんこと頭巾も用意されていて、期待を上回る驚きがあり、一生の思い出となった。

今回の旅行で、改めて「由布院ブランド」を体感した。

以前読んだ「パワーブランドの本質(片平秀貴著/ダイヤモンド社)」で、著者は、「ブランドであるということは、圧倒的な存在感、ほかでは味わえない独自の世界」と語っている。
そして、そのための大切な法則として、「一貫性の法則」や「革新性の法則」が紹介されている。

なるほど。
例えば、湯の坪街道も、自然と静けさに囲まれ、立ち並ぶ土産物屋やカフェの佇まい、心配りのある接客に一貫性を感じる。
それでいて、一つひとつのお店の現代的なお洒落さには革新性も感じることができる絶妙なバランスだ。

由布院温泉の玄関口、由布院駅は、建物全体が黒で統一され、シックにしてモダンな木造の駅舎だ。
高さ12mにも及ぶ吹き抜けのロビーは広々としており、まるで由布岳を表しているようだ。

まさに、一貫性と革新性を象徴する由布院駅だ。

ぜひまた訪れたい、そう感じ帰路についた。