「パンダのまち、白浜町」の今後を想う 〜引き算する勇気〜

先日、パンダを見にアドベンチャーワールドに行った。
中国への返還の前にパンダを見ようと観光客で溢れ、3時間待ちの状態だった。
ただ、パンダの愛くるしい表情を追い求め、その疲れは感じなかった。
1994 年から日中双方で取り組んできたジャイアントパンダ保護共同プロジェクトの契約期間が、今年 8 月で満了し、比較的涼しい 6 月に返還することが決まった。
読売新聞オンライン記事に、和歌山白浜町の大江町長の記事が載っていた。
「『ポストパンダ』に向けて、町の観光のあり方をどうしていくべきかに切り替えた。
パンダが来ない前提で、白浜の観光を作り直す必要がある。」
幼少期にはパンダのぬいぐるみを一時も離さなかったパンダファンの一人としては、
できることなら、新たなパンダのご縁があればとも願う。
「引き算する勇気(岩崎邦彦著/日経ビジネス人文庫)」という書籍がある。
私の愛読書の一冊だ。
シンプルはパワフルであることの意味、そのための留意点などが、わかりやすく綴られている。
筆者は、「引き算によって、本質的な価値が引き出され、顧客を引きつけることができる。」と語る。
そして、「地域の引力を高めるためには、まずは何かを選択し、それを強調することが効果的である。」とも。
地域の持つ魅力とは何か、地元にある強みとは何かを掘り下げ、絞り込み、シンプルに発信することが大切なのだと気づく。
これは、人や企業の成長にも言えることだと感じる。
新たなパンダとのご縁を願いつつ、今一度、このタイミングで、白浜町の持つ魅力や強みを深く掘り下げることが大切なのだろうと思う。
「パンダのまち、白浜町」から「〇〇のまち、白浜町」へ。
パワーアップした白浜町に、再び訪れたいと思う。
