目標を設定したとしても、いつも達成できるわけではありません。
その時にうまく軌道修正できると良いですよね。
前回の記事では、軌道修正についての考え方について触れました。
では、具体的な事例で見てみましょう。
例えば、「1年後に50mを7秒で走る」という目標を設定したとしますね。
そして、目標を達成するための仮説・計画を立てる時に意識することは、「逆算思考」で考えることでしたね。
そこで、例えば、1年後の目標達成時期の2ヶ月前には7秒で走れる状態にしておく、という目標を考えたとします。
このように、逆算思考での定点観測の目標を設定することは非常に大切ですね。
期限ギリギリになって間に合わなかった・・・という状況を避けることができます。
そして実際は、2ヶ月前の時点で7.5秒とクリアできていなかったとしますね。
あと、目標の7秒まで0.5秒遅いタイムとなっています。
そこで、計画の軌道修正が必要だな、と考えたとします。
軌道修正する時に考える観点は、以下の3つでしたね。
1. 目標や仮説・計画を軌道修正した方が良いのか。
2. そもそも、目標や仮説・計画をゼロベースで設定した方が良いのか。
3. 目標や仮説・計画はそのままにして、実践の徹底度を高めた方が良いのか。
ここで、上の1〜3の観点に沿って、なるべくシンプルに事例を当てはめてみます。
1. 毎日、50mを30回走る練習を、50回に増やすよう軌道修正する。
2. 毎日、50mを30回走る練習から、筋力トレーニングに変える。
3. 毎日、50mを30回走る練習が、そもそもできていなかったので、仮説・計画は
そのままにして計画通りの練習を行えるにはどうするかを考える。
いかがでしょうか。
このように、なるべく細分化して考え、言語化することが大切ですね。