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「スポーツの日」に想う、「自ら考える力」の大切さ

今日は「スポーツの日」だ。もともとは「体育の日」という名称だった。2021年、東京オリンピク開催をきっかけに、教育的な意味合いが強い「体育」から、体を動かすという、より広い意味合いと、世界的にも親しみのある「スポーツ」に名称変更した。祝日の内…

「らんまん」な笑顔がもつ魅力

NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者、牧野富太郎。明治から昭和まで活躍した牧野博士は、自ら「植物をこよなく愛している」と語り、植物の前では常に正装で臨んだという。有名な名言も知られている。「雑草という草はない。…

栗山監督の退任記者会見からの学びー志の高さー

先日、WBC侍ジャパンの栗山監督が退任記者会見を行った。読売新聞で紹介された主な一問一答は、次のような内容だった。「野球の伝道師たれ、というお願いを選手にさせてもらった。日本の野球の素晴らしさをさらに伝えてくれると信じている」「選手たちは色々…

WBCからTEAM(チーム)の大切さを考える

11日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドで、日本代表はチェコに勝利し、3連勝を飾った。侍ジャパンのチーム力が試合ごとに増している、そう感じた。先日の読売新聞の編集手帳に、プロ野球の名将・野村克也氏が選手に伝えたTEAM(チ…

ニューバランスからの学び〜「好き」が人生をつくる〜

今年も、桜の開花が間近になってきた。早朝ウォーキングにも自然と気持ちが高ぶる。ウォーキングと言えば、いつもスニーカーの「ニューバランス」にお世話になっている。初めて履いたときの感動は、忘れられない。軽くて、履き心地の良さが衝撃的だった。そ…

「サッカー(W杯)森保監督」と「マネジメント」と「モチベーション」

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は優勝4度を誇るドイツに見事逆転勝ちした。チームを勝利に導いた森保監督のマネジメントに興味を持ち、過去のネット記事を読んだ。すると、一つの大切なキーワードにたどり着いた。それは、「モチベー…

オリックス 中嶋監督のマネジメントからの学び〜「ビジョンの力」と「信じる力」と「知る力」〜

プロ野球の発展に最も貢献した野球関係者に贈られる正力賞に、オリックス・バファローズの中嶋監督が初めて選ばれた。中嶋監督は就任2年目の今季、2年連続でパシフィック・リーグを制覇し、日本シリーズでも、東京ヤクルト・スワローズを破り、26年振りの…

黒川温泉物語〜発展の鍵は「垣根を超えた一体感」と「ビジョンの力」〜

熊本県黒川温泉は、全国屈指の人気を誇る。今は、かつて存亡の危機があったとは信じられないほどの盛況ぶりだ。その秘密は何だろう。そのキーワードは、「垣根を超えた一体感」と「ビジョンの力」だ。当時、黒川で、祖母が経営していた旅館を見事に人気温泉…

「自動販売機の進化」に想う〜「人の役に立つ」視点の大切さ〜

株式会社リクームは、自動販売機で買える生クリームスイーツ「なまくり」の販売を渋谷で開始した。コロナ禍にぴったりな非接触型購入が可能なスイーツだ。口に入れると、とろける感覚で、あっという間に完食してしまう人が続出しているらしい。店には入りづ…

奇跡の冷凍機「凍眠」の誕生秘話からの学び〜「人生無駄なし」と「人生二度なし」〜

コロナ禍で冷凍食品の需要が高まっている。確かに、まとめ買いもできて、保存も長くでき、便利だ。何よりも、美味しさは大きな魅力だ。冷凍食品といえば、冷凍食品業界に革命を起こした人がいるという。冷凍機メーカー「株式会社テクニカン」の創業者、山田…

グリコ100周年を機会に考える「長寿企業」の共通点 〜「コア」の大切さ〜

江崎グリコは、今年の2月11日に100周年を迎えた。グリコといえば、大阪道頓堀の高さ20メートルの広告塔「グリコサイン」がお馴染みだ。社名の由来に興味がわく。創業者の江崎利一氏が、カキの煮汁に含まれる栄養素のグリコーゲンを商品化したいと考え、キャ…

「新幹線のぞみデビュー30周年」から思う「【誇り】【生きがい】そのための【認め合う風土】【現場の知恵】の大切さ」

東海道新幹線「のぞみ」が3月14日、デビュー30周年を迎える。1992年に、「ひかり」よりも速い特急として誕生し、東京ー新大阪間を約30分短縮した。2020年にデビューした最新の「N 700S」は、最高速度が285キロに達するという。東京ー新大阪間は最短2時間21分…

「住みたい街ランキング」から学んだ「引き算する勇気」の重要性

3月3日、「首都圏住みたい街ランキング2022」が発表された。住宅サイトSUUMOが1万人に調査したものだ。1位は横浜、2位は吉祥寺、3位は大宮だった。ランキングで、特に目を引いたのは、2021年の39位から16位へ急上昇した千葉県の「流山おおたかの森」だ…

コメダ珈琲の発展の秘密 2つのキーワード 〜「理念」と「現場」〜

デロンギ・ジャパン株式会社が、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、「コロナ禍におけるコーヒーの飲用調査2021年度版」を行っていたことを知った。全国の20〜69歳の男女(計400人)を対象に調査しているが、多くの人がコロナ禍の日常でコーヒーの味わい…

明日はバレンタインデー。チョコレート製造販売会社の「SDGsへの取り組み」からの学び

時の経つのは早いもので、明日は2月14日だ。バレンタインデーは世界的に知られているが、恋人や友人へ贈る物でチョコレートが主役になるのは、日本ならではの文化らしい。ふと、以前、チョコレート製造販売会社/Dari K株式会社の吉野慶一社長の話を講演会で…

北京オリンピック銅メダル 堀島行真選手の思考からの学び〜「好き・楽しい」と「未知への挑戦」〜

堀島行真選手が、北京オリンピックのスキーモーグル男子で今大会日本勢第1号となる銅メダルを獲得した。TVでインタビューを聞き、堀島選手の考え方をもっと知りたい、と直感的に感じた。いくつかのネット記事を読み、気づきや学びを得た。4年前の平昌オリ…

青学大 箱根駅伝の圧勝から学ぶ 〜「自律」と「目標」と「観察」の重要性〜

今年正月の箱根駅伝。青山学院大学が大会新記録で圧勝した。2015年に初優勝し、それから8年で優勝は6度。「強さ」の秘訣はなんだろう。初優勝の時から、TVや新聞、書籍、ネット記事などで、青学大を率いる原監督の数々の言葉を目にしてきた。あらためて印…

「理想の上司」の変遷調査結果から学べる視点〜「LISTEN」というキーワード〜

昨年11月10日の読売新聞で、学校法人産業能率大学総合研究所で毎年実施されている「新入社員の理想の上司」調査結果記事を目にした。そこには、理想の男性上司の変遷が掲載されていた。2021年度の1位はムロツヨシさん。因みに、1999年度の1位は、プロ野球…

自転車開発販売チェーン「あさひ」の発展のポイントを探る〜本当に実現したいVisionの追求〜

昨年、快適な自転車ライフを提供する「株式会社あさひ」が、500店舗を達成した。達成記念として企画されたコンテストが、これまでの「あさひ」の発展を象徴する企画だと感じた。それは、あったらいいな、こんなサービスあったらいいな、こんなお店あったらい…

2021年の今年の漢字「金」から思う。〜自分ブランドへの挑戦〜

12月13日。日本漢字能力検定協会は、2021年の世相を一字で表す「今年の漢字」を発表した。全国公募により決定し、京都市の清水寺で森清範貫主が揮毫した漢字は「金」だった。「今年の漢字」は、1年を振り返り、世相を表す漢字一字を考えることで、漢字の奥…

「持続的成長し続ける家具卸会社が危機時に乗り越えた大決断」から学ぶー「仕事・子育て・介護」の秘訣ー

創業から50年以上、持続的に成長し続けている「関家具」の関社長が、「カンブリア宮殿」に出演していた。関家具は、福岡県大川市に本社を置く家具卸会社だ。ニトリやIKEAなどの企業が存在感を示す家具・インテリア業界にありながら、「赤字知らず」というの…

プロ野球リーグ優勝 ヤクルト・オリックス両監督から学ぶ「言葉の力」 

今年のプロ野球の両リーグの優勝が決まった。セ・リーグは、6年ぶりのヤクルト・スワローズ。パ・リーグは、25年ぶりのオリックス・バファローズだ。両リーグともに2年連続最下位のチームが優勝するのは、史上初だ。読売新聞の優勝記事を読み進めている…

カップヌードル発売50周年。人気の3つの秘密は「自分色」「一体感」「挑戦心」

今年、日清食品のカップヌードルが発売50周年を迎えた。半世紀もの間、愛され続け、この4年間は過去最高売上を更新している。人気の秘密は何だろう。お湯をかけるだけで食べられる革命的な商品そのものが、人気の秘密だと思うが、別の3つの視点で考えて…

成果が上がらず悩んでいる人へ〜目標実現に向けた「PDCAサイクル」上達のための2つの方法〜

日頃、頑張っているけれど、なかなか成果につながらなくて悩んでいる人も多いのではないだろうか。私は、PDCAサイクルの上達に取り組めば、成果に結びついていく、と感じている。ご存知のとおり、PDCAとは、Plan(仮説・計画) Do( 実行)Check(検証) Act…

人生と仕事に生きる「効果的なコミュニケーションの秘訣」

コロナ禍で、オンラインミーティングが日常的に行われるようになった。良い点もたくさんあるが、課題を感じている人も多いようだ。中でも多いのが、「コミュニケーション」についてだ。先日、致知10月号を読んだ。その中で、ドラッカー学会理事の佐藤等氏の…

侍ジャパン稲葉監督から学ぶ「リーダーとして大切にすべきこと」

東京オリンピックで、侍ジャパンが見事、金メダルを獲得した。稲葉篤紀監督から、成果を創出するために大切なリーダーとしてのあり方を学ぶことができる。今年の1月、ネット記事に柔道の井上康生監督との対談記事が紹介されていた。2020年の一字に、稲…

コロナ禍で成果をあげるために「リーダーが持つべき価値観」とは

コロナ禍で、リモートワークが進んでいる。『職場の「感情」論(相原孝夫著/日経BP)』という書籍に、リモートワークに関する一橋大学イノベーション研究センターの調査結果が記されていた。在宅勤務が進む中で「仕事上でのストレスを抱える従業員が増えた」…

業績をV字回復させたリーダーシップの秘密〜情緒的価値を大切にする〜

先日、「消臭力」などで知られる日用品メーカー、エステーの女性社長、鈴木社長の記事(NIKKEI STYLE)を読んだ。創業者から受け継ぎ、業績をV字回復させたリーダーシップの秘密に迫っていた。鈴木社長は、社員を奮い立たせる言葉を持つリーダーを目指したと…

テレワークで、リーダーに求められる力〜「伝える力」と「承認する力」〜

今、テレワーク中心の仕事へと移行している企業が増えているようです。テレワークでの課題でよく聞かれるのが、コミュニケーション不足だと思います。テレワークが進む中、これまで以上にリーダーに求められる力は、特に「伝える力」と「承認する力」だと感…

テレワークで社員・メンバーとのコミュニケーション不足に悩む時、大切にしたい2つの観点〜

テレワーク中心の業務で、社員・メンバーとのコミュニケーション不足に悩むリーダーが多いという声をよく耳にします。これまで、同じフロアでお互いに顔を合わせて仕事をしてると、ちょっとしたアドバイスができたり、タイミングよく相談に応じることができ…