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生活

「認識」で、健康な暮らしの可能性を見出す

高齢者約5,000人を追跡調査した東京都健康寿命医療センターによれば、一日5,000歩(うち7.5分速歩き)で認知症や心疾患に、7,000歩(うち15分速歩き)でがんに、一定の予防効果が確認できたという。国の健康づくり計画でも、65歳以上の男性の一日の目標歩数…

「自分らしい充実した人生」のための「生きかたのヒント」

古代インドでは、人生を4つの時期に区切る考え方があったと言われる。25歳までの学びや心身の鍛錬の時期は「学生期(がくしょうき)」。50歳までの就職や結婚、子育て等の時期は「家住期(かじゅうき)」。その後の25年ずつを「林住期(りんじゅうき)」「…

より良い方向に進むための「コツ」を考えることの大切さ

読売新聞に、公衆衛生学者、林英恵さんの印象に残る記事があった。不健康な生活習慣がやめられないのは、意志が弱いからでも、努力が足りないからでもない。健康習慣づくりには様々なコツがあり、一つは環境の力を味方につけること、という。例えば、スナッ…

「文化の日」に想う、「言葉」の大事さ

今日は「文化の日」だ。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことが趣旨の国民の日で、1948年に制定された。学園祭や美術館、コンサート、伝統工芸の体験会など、文化を体験する人も多いだろう。9月末、文化庁が、全国の16歳以上を対象に実施した「2022年度…

「秋の読書推進月間」と「安藤忠雄氏」と「挑戦心」

10月27日から「秋の読書推進月間」が始まった。その前後に様々な世論調査が行われている。そのひとつが、全国学校図書館協議会調査だ。小学4年生〜高校3年生の5月1ヶ月の平均読書冊数は、小学4〜6年生は6.5冊から13.2冊、中学生は2.1冊から4.7冊…

「鉄道開業150年」と「時間」と「変化」

1872年(明治5年)に日本で鉄道が開業して、昨日の15日で150年を迎えた。最初の路線は新橋ー横浜(現・桜木町)。イギリスから輸入した日本初の機関車が、29キロを53分で駆け抜けた。10両編成の特別列車の3両目には明治天皇が、4両目には西郷隆盛、大隈重…

不安解消法!「自分のトリセツ(取扱説明書)づくり」は「自分らしさ」を発見できる「自分さがし」。

「取扱説明書(トリセツ)」は、家電などの手引書のことだが、今、自分自身の扱い方をまとめた「自分のトリセツ」を作る人が増えている、という。自分の毎日の行動とその時の気分。機嫌の良い時と悪い時の気づいた傾向。自分の大切な考え方やポリシー。・・…

「高齢社会白書」と「ブログ仲間への感謝の気持ち」

令和4年版の高齢社会白書が閣議決定された。令和3年10月1日時点での65歳以上人口は、3,621万人、総人口に占める65歳以上人口の割合は28.9%と高齢化が進んでいる。調査結果で特に印象に残ったのは、65歳以上の約20%の人が「生きがいを感じていない」と…

「第4次激辛ブームの要因」と「ストレス低減法」

今、「第4次激辛ブーム」であることをネット記事で知った。湖池屋のスナック菓子「カラムーチョ」で「激辛」が流行語になった1980年代が第1次ブームらしい。第2次は韓国ドラマ、第3次は唐辛子「ハバネロ」が、激辛ブームのきっかけになったという。リク…

注目を集める建築家の「考える癖」に学ぶ〜「楽しい人生」「ワクワクするビジネス」への一歩〜

焙煎所とコーヒー店の「猿田彦珈琲」図書館と旅館の「松本本箱」アパレルと飲食店の「ギャップ」そして、名店と横丁の虎ノ門ヒルズ飲食フロア「虎ノ門横丁」・・・。これらの仕掛け人、建築設計事務所 サポーズデザインオフィス代表 谷尻誠氏を「カンブリア…

奇跡の冷凍機「凍眠」の誕生秘話からの学び〜「人生無駄なし」と「人生二度なし」〜

コロナ禍で冷凍食品の需要が高まっている。確かに、まとめ買いもできて、保存も長くでき、便利だ。何よりも、美味しさは大きな魅力だ。冷凍食品といえば、冷凍食品業界に革命を起こした人がいるという。冷凍機メーカー「株式会社テクニカン」の創業者、山田…

グリコ100周年を機会に考える「長寿企業」の共通点 〜「コア」の大切さ〜

江崎グリコは、今年の2月11日に100周年を迎えた。グリコといえば、大阪道頓堀の高さ20メートルの広告塔「グリコサイン」がお馴染みだ。社名の由来に興味がわく。創業者の江崎利一氏が、カキの煮汁に含まれる栄養素のグリコーゲンを商品化したいと考え、キャ…

「住みたい街ランキング」から学んだ「引き算する勇気」の重要性

3月3日、「首都圏住みたい街ランキング2022」が発表された。住宅サイトSUUMOが1万人に調査したものだ。1位は横浜、2位は吉祥寺、3位は大宮だった。ランキングで、特に目を引いたのは、2021年の39位から16位へ急上昇した千葉県の「流山おおたかの森」だ…

「都道府県別健康寿命ランキング」をきっかけに考えた「健康寿命のためのポイント」〜「自問」と「朝の日課」〜

昨年12月、厚生労働省は、男性72.68歳、女性75.38歳という健康寿命推計結果(2019年時点)を公表した。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活を制限されずに暮らせる平均的な期間のことだ。日本は世界有数の長寿国と言われているが、平均寿命から健康寿命を…

コメダ珈琲の発展の秘密 2つのキーワード 〜「理念」と「現場」〜

デロンギ・ジャパン株式会社が、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、「コロナ禍におけるコーヒーの飲用調査2021年度版」を行っていたことを知った。全国の20〜69歳の男女(計400人)を対象に調査しているが、多くの人がコロナ禍の日常でコーヒーの味わい…

明日はバレンタインデー。チョコレート製造販売会社の「SDGsへの取り組み」からの学び

時の経つのは早いもので、明日は2月14日だ。バレンタインデーは世界的に知られているが、恋人や友人へ贈る物でチョコレートが主役になるのは、日本ならではの文化らしい。ふと、以前、チョコレート製造販売会社/Dari K株式会社の吉野慶一社長の話を講演会で…