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「第4次激辛ブームの要因」と「ストレス低減法」



今、「第4次激辛ブーム」であることをネット記事で知った。

湖池屋のスナック菓子「カラムーチョ」で「激辛」が流行語になった1980年代が第1次ブームらしい。
第2次は韓国ドラマ、第3次は唐辛子「ハバネロ」が、激辛ブームのきっかけになったという。

リクルートの調査研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、昨年、全国の20〜50代男女1107人に「激辛グルメ」についてのアンケート調査を行ない、コロナ禍で、激辛はストレス発散の一つになっている、との傾向が浮き彫りになった。

第4次ブームの要因の一つは、コロナ禍によるストレス。
なるほど、そうかもしれない。

ストレスを減らすために、他にどのような方法があるのだろう。
激辛ブームの記事からストレス低減法について、もう少し学んでみたい、と思った。

そして、目にした本が「マインドフルネスストレス低減法(J.カバットジン著/北大路書房)だ。

この本で特に印象に残ったこと。
それは、
「意識的に何もしない」ということ。
「呼吸に注意を向けて、自分に集中する」ということだ。

自分の心の動きに注意を向けていると、自分がかなりの時間とエネルギーを費やして、無意識のうちに、昔の思い出に浸ったり、起きてしまったことにくよくよしていることに気づく、と著者は語る。

この無意識が心を支配するようになると、無意識が妨げになって、体が発する信号やメッセージを受けとることができなくなる、という。

呼吸に注意を集中するためのトレーニングの一つとして紹介されていた方法が、「静寂瞑想法」だ。
他にも、自分の体の各部分に意識を集中させる「ボディー・スキャン」。
ヨーガのポーズをとっている時に生じる感覚に注意を集中しながら、ゆっくりと体を伸ばしたり、強化したりする「ヨーガ瞑想法」・・・など、さまざま手法があるようだ。

まずは、「無意識にしていることを意識する」ことから始めても良いかもしれない。
そして、もう少し自分と向き合う時間をつくってみよう、そう感じた。
今この瞬間に、感謝しながら。