Visionary

ALL FOR FUN

人生を楽しむ

「自分らしい充実した人生」のための「生きかたのヒント」

古代インドでは、人生を4つの時期に区切る考え方があったと言われる。25歳までの学びや心身の鍛錬の時期は「学生期(がくしょうき)」。50歳までの就職や結婚、子育て等の時期は「家住期(かじゅうき)」。その後の25年ずつを「林住期(りんじゅうき)」「…

より良い方向に進むための「コツ」を考えることの大切さ

読売新聞に、公衆衛生学者、林英恵さんの印象に残る記事があった。不健康な生活習慣がやめられないのは、意志が弱いからでも、努力が足りないからでもない。健康習慣づくりには様々なコツがあり、一つは環境の力を味方につけること、という。例えば、スナッ…

夢を叶える思考と実践

あと数日で、新たな年が始まる。来年の夢や目標を描いてる人も多いのではないだろうか。緩急自在なドリブルを武器に活躍するサッカー日本代表の三笘選手は、著書「VISION 夢を叶える逆算思考(双葉社)」で、夢を実現するためのヒントをつづっている。そのキ…

「文化の日」に想う、「言葉」の大事さ

今日は「文化の日」だ。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことが趣旨の国民の日で、1948年に制定された。学園祭や美術館、コンサート、伝統工芸の体験会など、文化を体験する人も多いだろう。9月末、文化庁が、全国の16歳以上を対象に実施した「2022年度…

「らんまん」な笑顔がもつ魅力

NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者、牧野富太郎。明治から昭和まで活躍した牧野博士は、自ら「植物をこよなく愛している」と語り、植物の前では常に正装で臨んだという。有名な名言も知られている。「雑草という草はない。…

認知症予防にとって大切なこと ーアウトプット型の行動スタイルー

超高齢社会の中で、認知症高齢者の人口、割合共に年々増加傾向にある。団塊の世代が75歳を迎える2025年に、認知症高齢者数は、高齢者の約5人に1人にあたる700万人を超えると厚生労働省は試算している。「将来不安に思うことは、がんを抜いて認知症」という…

栗山監督の退任記者会見からの学びー志の高さー

先日、WBC侍ジャパンの栗山監督が退任記者会見を行った。読売新聞で紹介された主な一問一答は、次のような内容だった。「野球の伝道師たれ、というお願いを選手にさせてもらった。日本の野球の素晴らしさをさらに伝えてくれると信じている」「選手たちは色々…

就職人気ナンバーワン企業の秘密 〜目に見えない価値〜

文化放送キャリアパートナーズは、来春卒業予定の就活生の人気企業ランキングを発表した。1位は、3年連続で伊藤忠商事だった。調査は、昨年10月〜今年3月に実施し、志望企業を1位から最大5位まで選ぶ方法で行い、2万4362人から回答を得た。ネット記事…

ニューバランスからの学び〜「好き」が人生をつくる〜

今年も、桜の開花が間近になってきた。早朝ウォーキングにも自然と気持ちが高ぶる。ウォーキングと言えば、いつもスニーカーの「ニューバランス」にお世話になっている。初めて履いたときの感動は、忘れられない。軽くて、履き心地の良さが衝撃的だった。そ…

不安解消法!「自分のトリセツ(取扱説明書)づくり」は「自分らしさ」を発見できる「自分さがし」。

「取扱説明書(トリセツ)」は、家電などの手引書のことだが、今、自分自身の扱い方をまとめた「自分のトリセツ」を作る人が増えている、という。自分の毎日の行動とその時の気分。機嫌の良い時と悪い時の気づいた傾向。自分の大切な考え方やポリシー。・・…

「秋の読書習慣」と「直木賞作家 今村翔吾まつり旅」に思う、「やってみよう精神」の大切さ

全国の出版社や書店など、幅広く参加する「秋の読書推進月間(仮称)」が、今秋、開かれる予定だ。「読書の秋」と呼ばれる時期には「読書週間」や「読書の日」など、様々な活動が展開されてきたが、今回の読書推進月間は、期間を10月27日から11月23日まで、2…

「世界最高齢の太平洋横断」と「養生訓」と「人と人との交流」

海洋冒険家の83歳、堀江謙一氏が世界最高齢での単独無寄港の太平洋横断に成功したのは記憶に新しい。69日間にわたる米サンフランシスコからの航海は、困難な連続だったが、長年の経験と不屈のチャレンジ精神で乗り越えた。「たくさんの支援や声援をもらいゴ…

「高齢社会白書」と「ブログ仲間への感謝の気持ち」

令和4年版の高齢社会白書が閣議決定された。令和3年10月1日時点での65歳以上人口は、3,621万人、総人口に占める65歳以上人口の割合は28.9%と高齢化が進んでいる。調査結果で特に印象に残ったのは、65歳以上の約20%の人が「生きがいを感じていない」と…

付箋の見える化で勉強効率UP ! 高校生の特許からヒラメキの秘訣を考える

糊付けの付箋を開発したのは、3M社だと言われている。研究員が強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまい、1974年に別の研究員が、その弱い接着剤を本の栞に応用できないかと思いついたのが始まりだ。それが、貼って剥がして、ま…

「企業のパーパスと採用についての調査結果」と「ココロオドルための方法」

昨年、ウォンテッドリー株式会社は、1,340名(求職者1,182名と採用担当者158名)を対象に「企業のパーパスと採用」をテーマに調査を行なった。パーパスとは、「企業の存在意義や社会的意義」と定義されることが多い。その調査結果が興味深い。入社時にパーパ…

「第4次激辛ブームの要因」と「ストレス低減法」

今、「第4次激辛ブーム」であることをネット記事で知った。湖池屋のスナック菓子「カラムーチョ」で「激辛」が流行語になった1980年代が第1次ブームらしい。第2次は韓国ドラマ、第3次は唐辛子「ハバネロ」が、激辛ブームのきっかけになったという。リク…

注目を集める建築家の「考える癖」に学ぶ〜「楽しい人生」「ワクワクするビジネス」への一歩〜

焙煎所とコーヒー店の「猿田彦珈琲」図書館と旅館の「松本本箱」アパレルと飲食店の「ギャップ」そして、名店と横丁の虎ノ門ヒルズ飲食フロア「虎ノ門横丁」・・・。これらの仕掛け人、建築設計事務所 サポーズデザインオフィス代表 谷尻誠氏を「カンブリア…

千利休、生誕500年に想う〜自分の人生を豊かにクリエイトするための「本質を見抜く方法」〜

安土桃山時代の茶人・千利休が、今年で生誕500年を迎えた。利休は、茶席で高価な中国製陶器(唐物)などを尊んだ時代の風潮に対して、簡素・簡略な「わび茶」を大成したことで有名だ。身分に関係なく、狭い茶室で膝を突き合わせ、茶でもてなす「心の通い合い…

新年度に思う、「幸せ時間」をつくるためのキーワード〜「記録」と「捉え方」〜

いよいよ新年度が始まった。新入社員や新入生の中には、新たな目標を掲げた人も多いのではないだろうか。新型コロナ感染の影響は続いているが、より良い年度になることを願う。先日、よみうり生活応援隊会員へのアンケート調査記事を読んだ。今後、生活習慣…

奇跡の冷凍機「凍眠」の誕生秘話からの学び〜「人生無駄なし」と「人生二度なし」〜

コロナ禍で冷凍食品の需要が高まっている。確かに、まとめ買いもできて、保存も長くでき、便利だ。何よりも、美味しさは大きな魅力だ。冷凍食品といえば、冷凍食品業界に革命を起こした人がいるという。冷凍機メーカー「株式会社テクニカン」の創業者、山田…

グリコ100周年を機会に考える「長寿企業」の共通点 〜「コア」の大切さ〜

江崎グリコは、今年の2月11日に100周年を迎えた。グリコといえば、大阪道頓堀の高さ20メートルの広告塔「グリコサイン」がお馴染みだ。社名の由来に興味がわく。創業者の江崎利一氏が、カキの煮汁に含まれる栄養素のグリコーゲンを商品化したいと考え、キャ…

「新幹線のぞみデビュー30周年」から思う「【誇り】【生きがい】そのための【認め合う風土】【現場の知恵】の大切さ」

東海道新幹線「のぞみ」が3月14日、デビュー30周年を迎える。1992年に、「ひかり」よりも速い特急として誕生し、東京ー新大阪間を約30分短縮した。2020年にデビューした最新の「N 700S」は、最高速度が285キロに達するという。東京ー新大阪間は最短2時間21分…

「住みたい街ランキング」から学んだ「引き算する勇気」の重要性

3月3日、「首都圏住みたい街ランキング2022」が発表された。住宅サイトSUUMOが1万人に調査したものだ。1位は横浜、2位は吉祥寺、3位は大宮だった。ランキングで、特に目を引いたのは、2021年の39位から16位へ急上昇した千葉県の「流山おおたかの森」だ…

「都道府県別健康寿命ランキング」をきっかけに考えた「健康寿命のためのポイント」〜「自問」と「朝の日課」〜

昨年12月、厚生労働省は、男性72.68歳、女性75.38歳という健康寿命推計結果(2019年時点)を公表した。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活を制限されずに暮らせる平均的な期間のことだ。日本は世界有数の長寿国と言われているが、平均寿命から健康寿命を…

コメダ珈琲の発展の秘密 2つのキーワード 〜「理念」と「現場」〜

デロンギ・ジャパン株式会社が、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて、「コロナ禍におけるコーヒーの飲用調査2021年度版」を行っていたことを知った。全国の20〜69歳の男女(計400人)を対象に調査しているが、多くの人がコロナ禍の日常でコーヒーの味わい…

明日はバレンタインデー。チョコレート製造販売会社の「SDGsへの取り組み」からの学び

時の経つのは早いもので、明日は2月14日だ。バレンタインデーは世界的に知られているが、恋人や友人へ贈る物でチョコレートが主役になるのは、日本ならではの文化らしい。ふと、以前、チョコレート製造販売会社/Dari K株式会社の吉野慶一社長の話を講演会で…

北京オリンピック銅メダル 堀島行真選手の思考からの学び〜「好き・楽しい」と「未知への挑戦」〜

堀島行真選手が、北京オリンピックのスキーモーグル男子で今大会日本勢第1号となる銅メダルを獲得した。TVでインタビューを聞き、堀島選手の考え方をもっと知りたい、と直感的に感じた。いくつかのネット記事を読み、気づきや学びを得た。4年前の平昌オリ…

青学大 箱根駅伝の圧勝から学ぶ 〜「自律」と「目標」と「観察」の重要性〜

今年正月の箱根駅伝。青山学院大学が大会新記録で圧勝した。2015年に初優勝し、それから8年で優勝は6度。「強さ」の秘訣はなんだろう。初優勝の時から、TVや新聞、書籍、ネット記事などで、青学大を率いる原監督の数々の言葉を目にしてきた。あらためて印…

「昨年売れたものランキング調査結果」から思う「人生100年時代の大切な考え方」

昨年12月、「2021年 売れたものランキング(株式会社インテージ調査)」の記事をネットで目にした。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど全国約6000店舗の小売店の昨年1月〜10月の販売データを集計し、前年からの販売金額の伸び率で順位をつけたものだ。…

自転車開発販売チェーン「あさひ」の発展のポイントを探る〜本当に実現したいVisionの追求〜

昨年、快適な自転車ライフを提供する「株式会社あさひ」が、500店舗を達成した。達成記念として企画されたコンテストが、これまでの「あさひ」の発展を象徴する企画だと感じた。それは、あったらいいな、こんなサービスあったらいいな、こんなお店あったらい…