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「企業のパーパスと採用についての調査結果」と「ココロオドルための方法」



昨年、ウォンテッドリー株式会社は、1,340名(求職者1,182名と採用担当者158名)を対象に「企業のパーパスと採用」をテーマに調査を行なった。
パーパスとは、「企業の存在意義や社会的意義」と定義されることが多い。

その調査結果が興味深い。

入社時にパーパスを「かなり重視した」という人は年々増加し、直近5年間で倍増している。
給与よりもパーパスを重視して転職したことがあると思う人は43%。
今後そうすることがあると思う人は63%にのぼっている。
一方、採用担当者の87%が、パーパスへの共感度を重視すると回答している。
パーパスへの共感度が高い人は、入社後のモチベーションが高い傾向にあるという。

モチベーション・・・。
大切なキーワードだと感じる。

以前、「BCG 次の10年で勝つ経営〜企業のパーパス(存在意義)に立ち還る〜(日本経済新聞出版)」を読んだ。

この書籍で書かれていた「パーパスとはさまざまなステークホルダーにとって『良い会社』となることの基軸に他ならない」という一文が心に残った。

顧客にとっての良い会社。
社員にとっての良い会社。
取引先にとっての良い会社。
社会にとっての良い会社。
投資家にとっての良い会社。

特に「社員にとっての良い会社」について、「企業や自らの仕事の社会的意義を感じることによって、働くモチベーションが高められることの重要性」が記されている。
人のモチベーションは、想像を超えるパワーを生む。

もっと、自分自身の「モチベーション」を基軸に人生を生きても良いように思う。
「まわりの目」で人生を決めないで、もっと自分に素直に、人と違うことを誇りに思っても良いかもしれない。

ウォンテッドリー株式会社 中暁子CEOの書かれた書籍に、「ココロオドル仕事を見つける方法(サンマーク出版」がある。

ココロオドル仕事とは、考えて見つかるようなものじゃない。やってみて、はじめて見つかるもの。手当たり次第にやってみて、残ったものが、自分に一番向いているもの」

ココロオドルのは、仕事だけじゃない。

まずは一歩やってみる。
動けない時は、まず書いてみる。

自分自身の存在意義をより深く感じれるかもしれない。
ココロオドル人生の扉が開くかもしれない。