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「夢やビジョン」のための、自分に合った「段取り」の大切さ

 

今年も、大谷翔平選手が活躍している。
最近の情報記事で、大谷選手の新ルーティンのことを知った。

そのルーティンは、打席に入る前に、ホームベースと三塁線の延長線上にバットを寝かせて、軸足となる左足の立ち位置を確認する、というものだ。

特に大リーグは、球場によってバッターボックスのラインの太さが違い、同じ位置に立っているつもりでも、そうでない場合があるという。
大谷選手は「同じ位置で同じように構えるというのが、同じようにボールを見ることに対して一番大事なこと。動く(スイング)前の段階がやっぱり一番大事」と、一貫した考え方を語った。

この時、よくビジネスで使われる「段取り8分仕事2分」という言葉を思い出した。
事前に段取りしておけば、仕事の8割方は完了し、仕事の質とスピードは上がるという意味で、仕事の事前準備の大切さを表している。

「段取り力(斎藤孝著/筑摩書房)」という本で段取りの意味や考え方が綴られている。

中でも、自分の気づきとなったこと。
それは、
・人の能力の差はそれほどなくて、段取りを意識することで結果に結びつく。
・その段取りというものは、一人ひとりに備わっていて、好きな趣味や得意な分野では、既に段取りができていることが多い。
・だから、自分は何がしたいのか、というビジョンを明確にすることが大切。その上で、ビジョン達成のために、何をしたらいいか、という仮説と優先順位をシンプルに考え、段取りをデザインする。
・・・ことだった。

夢やビジョンに向かって、自分に合った「段取り」というデザインをワクワクしながら描いてみたい、と思う。