Visionary

ALL FOR FUN

2021-01-01から1年間の記事一覧

2021年の今年の漢字「金」から思う。〜自分ブランドへの挑戦〜

12月13日。日本漢字能力検定協会は、2021年の世相を一字で表す「今年の漢字」を発表した。全国公募により決定し、京都市の清水寺で森清範貫主が揮毫した漢字は「金」だった。「今年の漢字」は、1年を振り返り、世相を表す漢字一字を考えることで、漢字の奥…

連続ドラマ「プラチナタウン」で思う〜「高齢者の笑顔の力」〜

以前、wowowの連続ドラマ「プラチナタウン」を観たことがある。高齢化が進むと同時に巨額の負債を抱える地方の街。商社マンから故郷の町長に転身した主人公を中心に、高齢者が集い元気に暮らせるプラチナタウンに変身させようと、夢のプロジェクトに臨む人々…

藤井竜王からの気づき・学び〜「悩む」から「考える」への転換〜

11月13日に、19歳の藤井聡太新竜王が誕生した。史上最年少プロ入り、公式戦最多連勝記録、史上最年少タイトル獲得・・・と次々に新記録を打ち立ててきた。11月16日の読売新聞に藤井竜王の記事が載っていた。それは「自分の頭で徹底的に考え抜く姿勢」につい…

「アウトドアメーカー、スノーピークの発展の秘訣」から日常に活かすキーワード〜「目的と手段」と「好きのレベル」〜

「カンブリア宮殿」にアウトドアメーカー、スノーピークの2代目 山井太会長が出演していた。高品質なキャンプ用品を自社開発し、スノーピーカーと呼ばれる熱狂的なファンも多い。スノーピークの発展の秘訣から、日常に活かす2つのキーワードが頭の中を駆け…

MVP大谷翔平選手・86歳現役プログラマー若宮正子氏から学ぶ〜人生100年時代に大切な「楽しくてたまらない」境地〜

日本時間の11月19日。米大リーグの今季最優秀選手(MVP)が発表され、投打の二刀流で歴史的な活躍を見せたエンゼルスの大谷選手がア・リーグで選ばれた。日本人では2001年のイチロー選手以来、20年ぶり2人目の快挙だ。技術の高さや人柄の素晴らしさはもちろ…

「セイコー時間白書2021」の「時間への意識変化」から学ぶー人生、心豊かに生きるための「タイムマネジメントの秘訣」ー

10月13日の読売新聞に、セイコーホールディングスが発表した「セイコー時間白書2021」の記事が掲載されていた。コロナ禍で、仕事やプライベートなどの生活環境が変わったことで、「時間の使い方」は多様化し、時間をどう使うか、時間の価値をあらためて見つ…

「持続的成長し続ける家具卸会社が危機時に乗り越えた大決断」から学ぶー「仕事・子育て・介護」の秘訣ー

創業から50年以上、持続的に成長し続けている「関家具」の関社長が、「カンブリア宮殿」に出演していた。関家具は、福岡県大川市に本社を置く家具卸会社だ。ニトリやIKEAなどの企業が存在感を示す家具・インテリア業界にありながら、「赤字知らず」というの…

プロ野球リーグ優勝 ヤクルト・オリックス両監督から学ぶ「言葉の力」 

今年のプロ野球の両リーグの優勝が決まった。セ・リーグは、6年ぶりのヤクルト・スワローズ。パ・リーグは、25年ぶりのオリックス・バファローズだ。両リーグともに2年連続最下位のチームが優勝するのは、史上初だ。読売新聞の優勝記事を読み進めている…

「第18回ショパン国際ピアノコンクールの快挙」から学んだ「めざす」意義

ポーランドの首都ワルシャワで開催された世界3大コンクールの一つ、ショパン国際ピアノコンクールの最終結果が21日発表され、見事、反田恭平さんが2位に、小林愛実さんが4位に選ばれた。1970年の内田光子さんの2位入賞が日本人の最高成績で、反田さんは、…

「都道府県魅力度ランキング」から考える「ブランドのポイント」ー「引き算」と「軸」を意識した「問いかけ」ー

10月9日、民間調査会社「ブランド総合研究所」は、今年の都道府県魅力度ランキングを発表した。1位は北海道。都道府県の調査開始から13年連続の1位だそうだ。2位は京都府で、沖縄県、東京都、大阪府、神奈川県、福岡県、長崎県・・・と続く。具体的…

人生100年時代。「何歳になっても充実した日々を過ごす」ための2つのキーワード。〜「好奇心」と「エンジョイ」〜

今年のノーベル物理学賞に、プリンストン大学の上席研究員 真鍋淑郎氏が選ばれた。大気と海を物理法則でシミュレーションする「気候モデリングの父」と呼ばれ、地球温暖化の可能性を初めて指摘した人だ。気候変動は、私たち人類や社会にとって身近な問題で、…

カップヌードル発売50周年。人気の3つの秘密は「自分色」「一体感」「挑戦心」

今年、日清食品のカップヌードルが発売50周年を迎えた。半世紀もの間、愛され続け、この4年間は過去最高売上を更新している。人気の秘密は何だろう。お湯をかけるだけで食べられる革命的な商品そのものが、人気の秘密だと思うが、別の3つの視点で考えて…

人生・仕事の「V字回復」の秘訣 〜逆転の発想力〜

「カンブリア宮殿」に森岡毅氏が出演していたのを思い出した。「UFJ」や「ネスタリゾート神戸」「西武園ゆうえんち」など、数々の事業のV字回復を実現している、マーケティング精鋭集団 株式会社「刀」の代表だ。V字回復の秘訣は何だろう、と見入った。独自…

超人気ユーチューブ「もちまる日記」の癒しのひととき。ビジネス視点からの「3つの魅力のキーワード」

先日、「もちまる」という可愛いネコのユーチューブの話を聞いた。見ると、確かに虜になってしまいそうだ。ユーチューブの登録者数が、130万人を超え、総再生回数6億回なのだそうだ。「もちまる日記(下僕著、KADOKAWA)」という本も販売されている。す…

成果が上がらず悩んでいる人へ〜目標実現に向けた「PDCAサイクル」上達のための2つの方法〜

日頃、頑張っているけれど、なかなか成果につながらなくて悩んでいる人も多いのではないだろうか。私は、PDCAサイクルの上達に取り組めば、成果に結びついていく、と感じている。ご存知のとおり、PDCAとは、Plan(仮説・計画) Do( 実行)Check(検証) Act…

人生と仕事に生きる「効果的なコミュニケーションの秘訣」

コロナ禍で、オンラインミーティングが日常的に行われるようになった。良い点もたくさんあるが、課題を感じている人も多いようだ。中でも多いのが、「コミュニケーション」についてだ。先日、致知10月号を読んだ。その中で、ドラッカー学会理事の佐藤等氏の…

仕事・育児・介護・・・疲れにくい生き方の秘訣

新型コロナ感染が続く中、毎日の生活に疲れを感じる人が増えているのではないだろうか。先日、「精神科医がすすめる 疲れにくい生き方(川野泰周 著/クロスメディア・パブリッシング)を読んだ。疲れる原因や具体的な対処方法などが書かれていて大変参考にな…

幸せを呼ぶ「ARIGATOパワー」

東京オリンピックの閉会式が終わり、電光掲示板に「ARIGATO」が映し出された。1964年の東京五輪の閉会式では「SAYONARA」が映し出されたが、その時の文字と同様のフォントが使われたらしい。少し「ありがとう」について考えてみたい。「ありがとう」の語源は…

侍ジャパン稲葉監督から学ぶ「リーダーとして大切にすべきこと」

東京オリンピックで、侍ジャパンが見事、金メダルを獲得した。稲葉篤紀監督から、成果を創出するために大切なリーダーとしてのあり方を学ぶことができる。今年の1月、ネット記事に柔道の井上康生監督との対談記事が紹介されていた。2020年の一字に、稲…

東京オンリピック メダリストの言葉から学ぶ 「信じる心」と「楽しむ気持ち」

東京オリンピックのメダリストからの言葉から、多くを学べる。 新型コロナ観戦でオリンピックが1年延期。1年経った今も、コロナ禍での厳しい状況の中、心身ともに想像を絶するストレスを抱え、試合に臨むオリンピック選手。メダリストの試合後インタビュー…

内発的動機を引き出す必須スキルを学びたい人にオススメの一冊「リフレクション(熊平美香著/Discover)

社員の内発的動機を引き出す必須スキルを学びたい人にオススメの一冊をご紹介したい。その本は、「リフレクション(熊平美香著/Discover)。日常の人付き合いや対話が苦手な人にもオススメ。リフレクションとは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為で…

大谷翔平選手の目標思考に学ぶ

現時点で、33本のホームランを打ち、大活躍中の大谷選手。彼は、高校1年生の時、監督から教わり目標達成シートを作成し、目標に向けた努力を積む重ねた。その目標達成シートがすごい。それは、強い目標を中心に置き、9×9の合計81マスに細分化した目標…

学習を継続するための秘訣ー定義の明確化ー

3日坊主。よくあることだと思う。学習を継続するのは、なかなか難しい。学習を継続しやすくするために、どんな秘訣があるのだろうか。もちろん個人によって異なると思うが、継続するための秘訣として、私は「定義の明確化」があげられるように思う。以前、…

人生100年時代。「ビジョン」と「逆算思考」で、人生の主人公に。

今、日本は「超高齢社会」に直面している。約4人に1人以上が65歳以上と言われ、ますます高齢者の割合は増えていく。自分が、80歳になったら、どうなっていたいんだろう。そのために、何が大切なんだろう。50歳を過ぎた今、ふと、そう思うときがある。今、あ…

「これからの時代に求められるリーダー」について考えたい人にオススメの一冊。「創造と変革の志士たちへ(堀義人著/PHP)」

「これからの時代に求められるリーダー」について考えたい人にオススメの一冊をご紹介しよう。その本は株式会社グロービスの創設者、堀義人氏の「創造と変革の志士たちへ(PHP)」だ。この本を読み返すと、情熱が湧いてくる。少し紹介してみよう。・際限なく…

人の心に一灯をともす 陶芸家 河井寛次郎の言葉。

先日、人間学が学べる「致知(7月号)」を読んだ。そこには、陶芸家 河井寛次郎の残した言葉ついて綴られていた。(河井寛次郎記念館学芸員 鷺珠江 著)一度、京都の河井寛次郎記念館に足を運んだことがある。静寂な空間の中に置かれた、素晴らしい作品の数…

オンライン英会話学習を始めて2年。今、実感している大切なこと。

オンライン英会話学習を始めて2年がたった。やってみて、今だから実感していること。それは、「自己承認を意識すること」との大切さだ。2年学習を続けたら、もっと上手に話せてると思っていたんじゃないか。知らず知らず自分に問いかけていることに気がつ…

コロナ禍で成果をあげるために「リーダーが持つべき価値観」とは

コロナ禍で、リモートワークが進んでいる。『職場の「感情」論(相原孝夫著/日経BP)』という書籍に、リモートワークに関する一橋大学イノベーション研究センターの調査結果が記されていた。在宅勤務が進む中で「仕事上でのストレスを抱える従業員が増えた」…

業績をV字回復させたリーダーシップの秘密〜情緒的価値を大切にする〜

先日、「消臭力」などで知られる日用品メーカー、エステーの女性社長、鈴木社長の記事(NIKKEI STYLE)を読んだ。創業者から受け継ぎ、業績をV字回復させたリーダーシップの秘密に迫っていた。鈴木社長は、社員を奮い立たせる言葉を持つリーダーを目指したと…

気分が落ち込んだときに読みかえす「2冊の素敵な本」

気分が落ち込んだときに、読みかえす2冊の本がある。そして、その本の中でも、同じフレーズが、とくに気になっている。その一冊は、「生きよう今日も喜んで(平澤興 著/致知出版社)」。著者の平澤先生は、生前、京都大学総長で、偉大な教育者・医学者であ…