8月11日、パリ五輪が幕を閉じた。選手たちから多くの感動をもらったが、特に印象に残っているのは、スケートボード金メダリストの堀米選手だ。一発の技を競う「ベストトリック」で、最終5回目の試技を迎え7位だった。残り後一回のチャンスで挑んだ技が、…
まもなくパリオリンピックが開催される。パリでオリンピックが開催されるのは1900年、1924年に続き3回目となる。本大会では、32競技329種目が実施され、開会式ではパリ中心部を流れるセーヌ川が舞台となる。月刊誌「致知8月号(致知出版社)」で、オリンピ…
今年も、大谷翔平選手が活躍している。最近の情報記事で、大谷選手の新ルーティンのことを知った。そのルーティンは、打席に入る前に、ホームベースと三塁線の延長線上にバットを寝かせて、軸足となる左足の立ち位置を確認する、というものだ。特に大リーグ…
4月に、民間の有識者グループ「人口戦略会議」が、「消滅可能性自治体」に関する分析内容について公表した。2050年までに若年女性人口が半数以下となる744の自治体が、「最終的には消滅する可能性がある」というものだ。一方、65の自治体を「自立持続可能性…
総務省が発表した「労働力調査の2023年平均結果」によると、正規社員・従業員数は3603万人で9年連続の増加、非正規社員も2124万人で2年連続の増加となった。転職者数は328万人と2年連続の増加で、近年では19年の353万人、18年の330万人に次ぐ水準だ。私も…
高齢者約5,000人を追跡調査した東京都健康寿命医療センターによれば、一日5,000歩(うち7.5分速歩き)で認知症や心疾患に、7,000歩(うち15分速歩き)でがんに、一定の予防効果が確認できたという。国の健康づくり計画でも、65歳以上の男性の一日の目標歩数…
古代インドでは、人生を4つの時期に区切る考え方があったと言われる。25歳までの学びや心身の鍛錬の時期は「学生期(がくしょうき)」。50歳までの就職や結婚、子育て等の時期は「家住期(かじゅうき)」。その後の25年ずつを「林住期(りんじゅうき)」「…
読売新聞に、公衆衛生学者、林英恵さんの印象に残る記事があった。不健康な生活習慣がやめられないのは、意志が弱いからでも、努力が足りないからでもない。健康習慣づくりには様々なコツがあり、一つは環境の力を味方につけること、という。例えば、スナッ…
あと数日で、新たな年が始まる。来年の夢や目標を描いてる人も多いのではないだろうか。緩急自在なドリブルを武器に活躍するサッカー日本代表の三笘選手は、著書「VISION 夢を叶える逆算思考(双葉社)」で、夢を実現するためのヒントをつづっている。そのキ…
今日は「文化の日」だ。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことが趣旨の国民の日で、1948年に制定された。学園祭や美術館、コンサート、伝統工芸の体験会など、文化を体験する人も多いだろう。9月末、文化庁が、全国の16歳以上を対象に実施した「2022年度…
今日は「スポーツの日」だ。もともとは「体育の日」という名称だった。2021年、東京オリンピク開催をきっかけに、教育的な意味合いが強い「体育」から、体を動かすという、より広い意味合いと、世界的にも親しみのある「スポーツ」に名称変更した。祝日の内…
総務省は敬老の日に合わせ、65歳以上の高齢者の推計人口(15日現在)が3,623万人だったと発表した。総人口に占める割合は29.1%と過去最高となった。平均寿命は男女とも80歳を上回り、100歳以上の人は9.2万人を超えた。高齢になってから起業したり、新たに…
NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者、牧野富太郎。明治から昭和まで活躍した牧野博士は、自ら「植物をこよなく愛している」と語り、植物の前では常に正装で臨んだという。有名な名言も知られている。「雑草という草はない。…
豪華寝台列車「ななつ星in九州」をはじめ鉄道を魅力的にデザインする水戸岡鋭治氏。外装から内装まで全てのデザインを手がける。今では、駅や公園、ホテル、カフェなど、全国各地から依頼が殺到している。様々な媒体で紹介されているが、以前見た「カンブリ…
超高齢社会の中で、認知症高齢者の人口、割合共に年々増加傾向にある。団塊の世代が75歳を迎える2025年に、認知症高齢者数は、高齢者の約5人に1人にあたる700万人を超えると厚生労働省は試算している。「将来不安に思うことは、がんを抜いて認知症」という…
メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手。大谷選手が睡眠を大切にしていることは有名だ。WBCでともに闘ったヌートバー選手から食事に誘われた時、睡眠を理由に断ったことも話題になった。「どれだけ寝れたかが一番。比較的ずって寝ている」との言葉から、「…
先日、WBC侍ジャパンの栗山監督が退任記者会見を行った。読売新聞で紹介された主な一問一答は、次のような内容だった。「野球の伝道師たれ、というお願いを選手にさせてもらった。日本の野球の素晴らしさをさらに伝えてくれると信じている」「選手たちは色々…
文化放送キャリアパートナーズは、来春卒業予定の就活生の人気企業ランキングを発表した。1位は、3年連続で伊藤忠商事だった。調査は、昨年10月〜今年3月に実施し、志望企業を1位から最大5位まで選ぶ方法で行い、2万4362人から回答を得た。ネット記事…
今日は「こどもの日」だ。国民の祝日に関する法律では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とある。母親を慈しむ日でもあるというのは、意外と知られていない気がする。先日、「上手な勉強の方法がわからない、という…
米国との決勝戦で勝利し、3大会ぶりに世界一に輝いたWBCの記憶は、今も鮮明に残る。その後の米大リーグでの大谷選手の活躍もめざましい。今季初勝利した試合でも、大谷選手の力を実感した。それは、「修正力」だ。今年、新しく導入されたピッチクロック。投…
11日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドで、日本代表はチェコに勝利し、3連勝を飾った。侍ジャパンのチーム力が試合ごとに増している、そう感じた。先日の読売新聞の編集手帳に、プロ野球の名将・野村克也氏が選手に伝えたTEAM(チ…
今年も、桜の開花が間近になってきた。早朝ウォーキングにも自然と気持ちが高ぶる。ウォーキングと言えば、いつもスニーカーの「ニューバランス」にお世話になっている。初めて履いたときの感動は、忘れられない。軽くて、履き心地の良さが衝撃的だった。そ…
新たな年がスタートし、新たな目標を掲げ、取り組んでいる人も多いのでは、と思う。「目標」について考える時、「人生のプロジェクト(山﨑拓巳著/SANCTUARYBOOKS)」の一節を思い出す。「毎日を楽しむためには、目標までの期限を決めてしまうことだ。期限が…
昨年、「2022年の世相を表す漢字」に「戦」が選ばれ、森清範貫主が清水寺で揮毫した。公益財団法人「日本漢字検定協会」が公募し、総数22万3768票のうち「戦」が最多の1万804票を集めた。戦争の恐怖や不安のほか、新型コロナや物価高といった生活に身近な戦…
第71回日本スポーツ賞の大賞に、スピードスケートの高木美帆選手が選ばれた。スキージャンプの小林陵侑選手とサッカー・ワールドカップ日本代表チームは、それぞれオリンピック特別賞、特別賞に。高木選手は「アスリートとして速くなりたい、速く滑りたいと…
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本は優勝4度を誇るドイツに見事逆転勝ちした。チームを勝利に導いた森保監督のマネジメントに興味を持ち、過去のネット記事を読んだ。すると、一つの大切なキーワードにたどり着いた。それは、「モチベー…
プロ野球の発展に最も貢献した野球関係者に贈られる正力賞に、オリックス・バファローズの中嶋監督が初めて選ばれた。中嶋監督は就任2年目の今季、2年連続でパシフィック・リーグを制覇し、日本シリーズでも、東京ヤクルト・スワローズを破り、26年振りの…
10月27日から「秋の読書推進月間」が始まった。その前後に様々な世論調査が行われている。そのひとつが、全国学校図書館協議会調査だ。小学4年生〜高校3年生の5月1ヶ月の平均読書冊数は、小学4〜6年生は6.5冊から13.2冊、中学生は2.1冊から4.7冊…
1872年(明治5年)に日本で鉄道が開業して、昨日の15日で150年を迎えた。最初の路線は新橋ー横浜(現・桜木町)。イギリスから輸入した日本初の機関車が、29キロを53分で駆け抜けた。10両編成の特別列車の3両目には明治天皇が、4両目には西郷隆盛、大隈重…
今年も早や10月。2022年度も第Ⅱ四半期(7〜9月)を終え、第Ⅲ四半期(10〜12月)に突入した。コロナ禍でテレワークが進む中、「自分の価値を認められたい」という承認欲求が満たされない人が増えているとも言われる。同志社大学教授の太田肇氏も、「日本人…