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VPDSの「P」 行動目標は3つまでとし「選択と集中」を心がける

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では次に、「行動目標は3つまで」を考えていきますね。
人は、ついつい、行動目標を立てる特に、欲張りがちです。
あれもこれも、と多くの行動目標を立てすぎて、逆に行動が中途半端に終わってしまう、
という話をよく耳にします。

そこで、ぜひお勧めなのは「行動を絞り込む」ということです。
まさに「選択と集中」ですね。
さらに言うと、私の経験上、「行動目標は多くて3つまで」をお勧めします。

「3」と言う数字は、非常に頭の整理にもなり、集中して行動する上でも適した数字のように思います。
少なすぎず、多すぎない感じが良いですね。
プレゼンをする時も、「3」を意識すると、非常にわかりやすく理解いただけることが多いように思います。

事例を紹介しましょう。
例えば、あなたが、営業マンだったとしますね。
3ヶ月後に新商品の営業売上目標を1億円とする、と言う個人の結果目標を立てたとします。
そして、そのための「行動目標」を次のように立ててみます。
イメージをつけていただければ、というレベルで、思いつくままの事例を書きますね。

【1】
1ヶ月後の営業売上目標を余裕を持つために5000万円と定め、この1ヶ月間、1日20件お客様に連絡を入れ、good事例を含めお客様にとっての価値を実感いただく。
(1ヶ月後の目標を定めると、次の2ヶ月で軌道修正ができますね)
【2】
特にこれからの2週間は、優先順位を立て1日3件直接訪問(オンラインを含む)して反応を肌で感じ、そのgood事例を記録すると同時にSNSで毎日発信する。
【3】
そのために、この3日間で新商品を自身で徹底的に使いきり、「お客様が価値を感じ、求める満足はこれである」というポイントを1日10点書き出す。

いかがでしょうか。
以前お伝えしました「一貫性のストーリー」「逆算思考で」も、少し取り入れながら、「行動目標は3つまで」の事例を記しました。
行動目標を立てることで、明確に振り返ることができます。
そして「明確に振り返ることができる」とは、「できたことを具体的に自己認識できる」ということです。

できなかったことに、まず目を向けるのではなく、少しでも前に進んだこと、少しでもできた自分を褒めるようにします。
行動目標は、手応えや達成感を持つために設定するのですから。