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コロナ禍で始めた「しあわせ会議」。家族の対話が笑顔を生む。

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コロナ禍で、週一回、家族で対話する「しあわせ会議」を始めました。
普段から会話の多い家族だと思っていたので、そんな必要あるかなって思ったのですが、やってみると、普段の会話とはまた一味違うんです。

まず、「少し気になっていること」「ストレスに感じていること」を出し合います。
そして、そのことを解決するにはどうしたらいいかな、ってみんなで対話しながら課題を解決するための仮説を話し合うんです。
時間にして、一回につき約30分から1時間くらいでしょうか。
もちろん、特にない時は、会議はすぐに終了します。

日頃、頭によぎった気になることを、そのままにしておくと、お互いにだんだんストレスに変わって、結果、大変な口論になることもあるのではないでしょうか。
小刻みに気になることを出し合って、みんなで対話しながら知恵を出し合うことは、家庭円満の秘訣かもしれません。

お互い「そんなこと気にしてたの?」とか、「ストレスに感じてたの?」「そこまで頑張ってやってくれてたの?」って、あらためて、気づき合うこともあるものですね。
あらためて、きっちり時間をとって対話することで、みんなのしあわせ、笑顔につながっていきます。

それと、このことを繰り返していくと、だんだん、「5年後にはこうしたいね」とか「こんな生き方も良いね」とか、家族のビジョンが自然と増えてくることに気づきました。

ビジョンを語り合うって、すごくワクワクします。
これは、家族もビジネスも一緒ですね。
チームみんなでビジョンを語り合って、同じベクトルに向かって進んでいくことは、ワクワク感や生きがいにつながっていきますね。
ビジネスであれば、想像もつかない、すごい成果につながっていきます。

ちなみに、しあわせ会議から生まれた行動を少し紹介しますね。
・リモートワークが増えたことから、一日のスケジュール版をつくることで、みんなのストレスが和らぎました。
・同じくリモートワークが増えたので、仕事部屋に防音用のカーテンを取りつけたら、静かな空間が生まれました。
・週に1回、一週間分の食料をオンラインで配達してもらうようにしたら、負担と経費の軽減につながりました。
・一週間分の献立スケジュール版をつくって、時間を決めて献立を考えるようにしたら、時間と労力の軽減につながりました。
・家内のアドバイスで、仕事部屋がすっきり整理収納できて快適になりました。
などなど・・・。

いろいろなことをみんなで話し合うことで、
・「時間」を決めて一気にすること
・「見える化」にしてはっきりとわかるようにすること
・できることは「自動化」にすること
・・・などが、すごく大切だということが再発見できました。

そして何よりも、対話は、より深い「家族愛」を育みますね。
あらためてですが、対話の大切さをしみじみと感じています。

 

人生100年時代。投資を考えている人にオススメの一冊。「投資の大原則(バートン・マルキール&チャールズ・エリス著)

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投資とか株式とかを考えるって、すごく不安や怖い気持ちがしますね。

ただ、人生100年時代と言われる今。
そして、世の中が不透明で、先行きが見えない今。
預金では、ほとんど金利もつかない今。

自分で自分を守り、人生を少しでも安心して生きていけるように、
賢い投資を考えてみても良いかもしれませんね。

そんなときにオススメの一冊が、「投資の大原則(バートン・マルキール&チャールズ・エリス著/日本経済新聞出版社)です。
投資をしよと思うとき、大切にすべき「考え方」を教えてくれる本です。
大切な原則が簡潔で明瞭に書かれていて、納得のいく一冊です。

その一部をご紹介します。

・自分の身は自分で守ろう。投資は常に分散投資だ。
株式投資をするとき、1つや2つの企業ではなく、何百にも及ぶさまざまな銘柄に投資をすること。そんなに財産がない人でも、たくさん財産がある人たちでも、成功の秘訣は安いインデックス型の投資信託にある。
・証券の種類、市場にわたって幅広く分散投資をしよう。時間分散にも注目。
・時間をかけて、こつこつと定期的に投資をすれば、リスクを抑えることができる。一定金額を毎月、または3ヶ月ごとに定期的に投資をすると、確実に株価が安い好条件のときに自分の資金を投資に回せる。
・・・など。

私は、特に、「長期投資」「各銘柄への分散」「時間の分散」が心に残りました。

もっと早くこの本に出会っておけばよかった、と思う人がおられるかもしれません。
でも、今からでも・・・と思える本でした。

人生を心豊かに生きたいですね。

SNSでファンをつくりたいと思うフリーランサーや経営者にオススメの一冊。「公式SNS『中の人』が明かす企業ファンのつくり方(日経BP)」

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 SNSでファンをつくりたいと思うフリーランサーや経営者にオススメの一冊をご紹介します。
その本は、「公式SNS『中の人』が明かす企業ファンのつくり方(日経BP)」です。

今、SNSを活用してPRしている人や企業は多いと思います。
ただ、この本にも「うまくいかない企業のほとんどは、マス広告やPR作法をそのままSNSに持ち込んでいることが原因」と書かれているように、SNSの本質を知ることが大切だと思います。

そこで、この本では実際「中の人」から学ぼうと、セガキングジムタカラトミータニタ東急ハンズ・井村屋のSNS担当の方々の考え方や取り組みについて綴られています。

すごく参考になります。

少しだけ、本の内容をご紹介します。

・「中の人」は、もちろん企業人としての意識を持ちながらも、個人の人格を無理に消さず、消費者とコミュニケーションを取っています。この「個」の力がファンを熱狂させ、そして企業を動かす原動力になっているのです。
・「中の人」ではなく、お客さんのすぐ近くにいる「そばの人」という感覚でコミュニケーションを取るのがいいのではないかと考えています。
・理屈ではなく感情で好きになるのがファンです。だから、「共感」「愛着」「信頼」というような感情を高めていくことが重要です。
・人は人にしか共感しません。
・商品やブランドの向こうに企業の中の人たちがしっかり見え、開発の苦労話などのストーリーが透けてくると、人はより共感し、愛着を強く持つようになる。体感が感じられれば感じられるほど、ファンは喜ぶし、ファンも増えます。

いかがでしょうか。

SNSは、ファンの共感づくり、愛着づくり、信頼づくり、なのですね。

人生や仕事に悩んでいる人にオススメの一冊。「PDCAノート(岡村拓朗著/フォレスト出版)」 

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「もっと仕事の質やスピードを上げたい」「いつも同じミスをしてしまう」「仕事と家庭を両立したい」「もっと成長したい」「成果を上げたい」「段取り力をつけたい」・・・。
人生や仕事に悩んでいる人にオススメの一冊をご紹介します。
その本は、「PDCAノート(岡村拓朗著/フォレスト出版)」です。

PDCAは、「計画・実行・評価・改善」ですね。
この本には、PDCAの大切な考え方やPDCAを回すための具体的な方法などが綴られています。

特に、心に残った内容のほんの一部をご紹介します。

・仕事であろうが、自分自身の成長であろうが、PDCAをちゃんと回していけば、よくなるしかないのです。
PDCAが重要だというのは、誰もがわかっていることでしょう。しかし、ここで問題があります。それは、多くの人がPDCAを知っているにもかかわらず、PDCAを回せないことです。
PDCAを回さないのではなく、回せないのです。
・仮説でいいので、どんどん計画を立てて、動いてみてください。そして動きながら考え、軌道修正していけばいいのです。
PDCAを回していくためには、ゴールが明確になっていることが大前提なのです。つまり、何のためにPDCAを回しているのか。ゴールはどういう形をしていて、どういう状態になっているものなのか。大事なのは、PDCAを回していった先に何があるのかを考えることです。

いかがでしょうか。

私も、より充実した人生を過ごすためにも、より成長していくためにも、より成果を上げるビジネスパーソンになるためにも、ビジョンや目標に向かって、PDCAを回すことが大変重要だと思います。

この本を参考に、自分を変える、人生を変える機会にしていきたい、そのように感じることのできる一冊でした。

SNSの活用に悩むフリーランサー・広報担当者にオススメの一冊。「シェアする美術(洞田貫晋一朗著/SHOEISHA)

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SNSの活用に悩まれているフリーランサーや企業の広報担当者の方々にオススメの一冊をご紹介します。
その本が、「シェアする美術(洞田貫晋一朗著/SHOEISHA)」です。

東京都港区にある森美術館をご存知でしょうか。

私も何度か行きましたが、素敵な美術館で、多くの人が訪れていました。

この本の著者は、森美術館マーケティングを担当されている洞田貫さんです。

入場者数が増えたのはなぜか。
その秘密は、SNSをはじめとしたデジタルマーケティングを駆使した戦略にあり、SNS運用の本質が記されています。

特に印象に残った内容を一部、ご紹介します。

・本当に自分が作りたいものは何か。いま、この場所で、どんなことを表現したいのか。なぜこれを世に出したいのか。なぜこれを食べてもらいたいのか。こうしたことを追求するのが先にあるべきです。
SNSは1対1の関係であることを意識し、画面の向こうにいるユーザーと仲良くなること。わかりやすくいえば、家族や友だちに話しかけるときと同じ気持ちで投稿を考える。それが、自分のアカウントを愛されるアカウントに変える、基本的なマインドです。
・こちらの都合を押しつけない柔軟性、ユーザー側に立っている姿勢が、SNS運用において重要になります。
・日々の積み重ねで「いい匂い」のするアカウントを育てていきましょう。

いかがでしょうか。

画面の向こうにいるユーザーと仲良くなること。このマインドは、どのSNSにも共通する普遍的なもので、それは、相手がすべて「人」だからなのですね。

「わが子に、社員に、やる気を起こしたい」と悩んでいる方々にオススメの一冊。「ほめちぎる教習所のやる気の育て方」

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「わが子に、社員に、やる気を起こしたい」と悩んでいる方々にオススメの一冊をご紹介します。

その本は、「『ほめちぎる教習所』のやる気の育て方(加藤光一著/KADOKAWA)」です。

少子化や若者の車離れで、自動車教習所業界は厳しい状況にあるらしいのですが、三重県にある南部自動車学校では、生徒さんの人数が増えて、卒業生の事故率も減っていることが書かれています。
特に、事故率が減ってるってスゴイですね。

その大きな要因は、スバリ、「徹底して認め、ほめる指導」なのだそうです。

本の一部をご紹介しますね。

・人は、認められ、導かれたときに、最高の力を発揮すると私は信じています。
・「ほめる」ときに、実際にやっていることは、「他人を認めること」なのです。旧来のやり方、「叱る」教え方は「基準に満ちていない部分を指摘する」、いわば上から目線のものでした。一方、「ほめる」教え方は「今どれくらいの基準に届いているかを知らせる」ものです。
これには上からも下からもなく、同じ高さの目線から、「相手のできていることや、そこまでの努力を認める」もの。
・「自分でできているところ」がはっきりとわかる。しかもそれがどんどん増えていく、という実感を得られるように指導することで、その生徒はみるみる苦手意識を払拭することができました。

いかがでしょうか。

萎縮することなく、「やればできる」って自分に自信の持てる体験を持てれば、自分の可能性を信じれるようになるのかもしれませんね。
そうしたら、楽しみながら最高の力を発揮できる、そのように感じることのできる一冊でした。

特に、コロナ禍で閉塞感の漂う今、「承認する」ってすごく大切な気がします。

「成果をあげる能力を身につけたい」と思うリーダーにオススメの一冊。「プロフェッショナルの原点(P.F.ドラッカー/ダイヤモンド社)

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「成果をあげる能力を身につけたい」「成果をあげる習慣を身につけたい」と思うリーダーにオススメの一冊、それが、「プロフェッショナルの原点(P.F.ドラッカー/ダイヤモンド社」です。

多くのドラッカー氏の書籍の中でも、「成果をあげる習慣」について、かなり具体的に記載されていると思います。

私も、これまで、例えば、1年でV字回復できた貴重な経験を持たせていただいたことがありますが、ドラッカー氏の考え方や原理原則を参考にさせていただいたことが非常に大きかったと思います。

特に、この書籍で記載された5つのポイントは、大変参考になりました。

(1)時間をマネジメントする。
(2)貢献に焦点を合わせる。
(3)強みを生かす。
(4)重要なことに集中する。
(5)効果的な意思決定を行う。

そして、中でも特に、以下のメッセージが、私の心に深く刻まれています。

・成果をあげるための秘訣を一つ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる者は最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしか行わない。
・常に自らの強みを生かすべく心がける。

いかがでしょうか。

ドラッカー氏の書籍を読まれている人は多いと思いますが、世の中にパラダイムシフトが起きている今、あらためてドラッカー氏の書籍を読み、原点を確認するのも大切かな、と感じる今日この頃です。