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「わが子に、社員に、やる気を起こしたい」と悩んでいる方々にオススメの一冊。「ほめちぎる教習所のやる気の育て方」

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「わが子に、社員に、やる気を起こしたい」と悩んでいる方々にオススメの一冊をご紹介します。

その本は、「『ほめちぎる教習所』のやる気の育て方(加藤光一著/KADOKAWA)」です。

少子化や若者の車離れで、自動車教習所業界は厳しい状況にあるらしいのですが、三重県にある南部自動車学校では、生徒さんの人数が増えて、卒業生の事故率も減っていることが書かれています。
特に、事故率が減ってるってスゴイですね。

その大きな要因は、スバリ、「徹底して認め、ほめる指導」なのだそうです。

本の一部をご紹介しますね。

・人は、認められ、導かれたときに、最高の力を発揮すると私は信じています。
・「ほめる」ときに、実際にやっていることは、「他人を認めること」なのです。旧来のやり方、「叱る」教え方は「基準に満ちていない部分を指摘する」、いわば上から目線のものでした。一方、「ほめる」教え方は「今どれくらいの基準に届いているかを知らせる」ものです。
これには上からも下からもなく、同じ高さの目線から、「相手のできていることや、そこまでの努力を認める」もの。
・「自分でできているところ」がはっきりとわかる。しかもそれがどんどん増えていく、という実感を得られるように指導することで、その生徒はみるみる苦手意識を払拭することができました。

いかがでしょうか。

萎縮することなく、「やればできる」って自分に自信の持てる体験を持てれば、自分の可能性を信じれるようになるのかもしれませんね。
そうしたら、楽しみながら最高の力を発揮できる、そのように感じることのできる一冊でした。

特に、コロナ禍で閉塞感の漂う今、「承認する」ってすごく大切な気がします。