2018年に、文部科学省は「Society5.0に向けた人材育成〜社会が変わる、学びが変わる〜」を発表しました。
狩猟社会(Society1.0)農耕社会(Society2.0)工業社会(Society3.0)情報社会(Society4.0)に続く「人間中心の超スマート社会」が「Society5.0」で、「目の前に迫る未来社会」を意味します。
テクノロジーを手段として活用することで、例えば、貧富の差だったり、地域格差だったり、少子高齢化などの様々な課題を解決して、人が快適に、心豊かに暮らせる社会を実現することを目指すものですね。
この「人間中心の超スマート社会」で、心豊かに生きるためのキーワードは何でしょうか。
私は、これからますます「自分の可能性を信じる力」と「自ら学び続ける力」が大切だ感じています。
自分の可能性を信じる力
上智大学の奈須教授の以下のメッセージが、ネットで書かれていて、すごく共感しました。
・「主体的・対話的で深い学び」という考え方は、中央教育審議会において、資質・能力・コンピテンシーの育成に資する教育方針のあり方を検討する中から生まれたもの。
・重要なのは「すべての子どもたちは生まれながらにして有能な学び手である」という子ども理解である。
人は、生まれながらにして有能な学び手なんですね。
そして、人はみんな、素晴らしい可能性を持っているんですね。
今一度、自分の可能性を信じること、自分の力を信じることから始めたいですね。
そのためには、私は、小さな「できた!」を積み重ねることが大事かな、と思っています。
少し背伸びしたら届くような目標を決めて、実際やってみて、振り返る・・・この意識と行動の繰り返しが、手応えや自信、次にこうしてみよう!という意欲につながって、どんどんと自分の可能性を信じることができてくる、そのように思います。
自分で学び続ける力
今、オンライン教育やテレワークが急速に進んでいますね。
この大きな環境の変化で大切にしたいのは「自分で学び続ける力」だと思います。
そのためには「教えられる」から「自ら学び続ける」ことへの意識転換が大切だと思います。
学校教育は、長らく「教える」と「教えられる」という構造が当たり前でしたが、これからの教育は、学習者が主役で「自ら考え学び続ける力」を大切にした教育への転換がますます進むと思います。
これは、学校も企業なども一緒ですね。
私も、50歳過ぎてから、オンライン英会話を始めたり、ブログにチャレンジしたり、毎日早朝ウォーキングを続けたり、整理収納に目覚めたり・・・と、「新たな学び」や「新たな世界」を楽しんでいます。
実は、これまでの私から想像できないことですが、勇気を持ってやってみると、次々と、新しい自分を発見できる、っていうワクワク感を感じています。
今のネット社会だからこそ、テクノロジーを活用することで、できることってたくさんありますね。
「自分で学び続ける力」で、どんな時代が来ても楽しく心豊かに生きていきたい、そして、これからも、自分のできる社会貢献に手応えを感じていきたいと思っています。