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大変な社会状況の今、「成果につながる優れた戦略の本質」について考えたいフリーランサー、ビジネスマンにオススメの一冊。「ストーリーとしての競争戦略(楠木建 著 東洋経済新報社)」

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今一度、「成果につながる優れた戦略の本質」について考えたい、フルーランサー、ビジネスマンにオススメの一冊をご紹介します。

非常に大切な考え方が綴られていて、仕事を進める上で、いつも参考にしている書籍の一冊、それは、「ストーリーとしての競争戦略(楠木建 著 東洋経済新報社)」です。

この書籍には、心に響いたキーワードが数多くあるのですが、中でも、私が思わず唸ってしまった内容を一部、ご紹介します。

・まずは自分で心底面白いと思える。思わず周囲の人々に話したくなる。戦略とは本来そういうものであるべきです。自分で面白いと思っていないのであれば、自分以外のさまざまな人々がかかわる組織で実現できるわけがありません。ましてや会社の外にいる顧客が喜ぶわけがありません。
・コンセプトは顧客に対する提供価値の本質を一言で凝縮的に表現した言葉です。それを耳にすると、われわれは本当のところ誰に何を売っているのか、どのような顧客がなぜどういうふうに喜ぶのか、要するにわれわれは何のために事業をしているのか、こうしたイメージが鮮明に浮かび上がってくる言葉でなくてなりません。
・戦略ストーリーにとって切実なものとは何か。煎じ詰めれば、それは「自分以外の誰かのためになる」ということだと思います。直接的には顧客への価値の提供ですが、その向こうにはもっと大きな社会に対する「構え」なり「志」のようなものがあるはずです。

いかがでしょうか。

本当に心底面白いと思えてる?
本当のところ誰に何を売って、どう喜んでいただきたい?
何のために仕事をしているの?
自分の志とは?

今一度、立ち止まって、考えたいと思います。