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年末年始にオススメの一冊。仕事がうまく進まない人へ。「BCG 次の10年で勝つ経営〜企業のパーパス(存在意義)に立ち還る〜」


新型コロナ感染で、年末年始にオススメの一冊。
仕事がうまく進まなくて、悩んでいる方へ。
「BCG 次の10年で勝つ経営〜企業のパーパス(存在意義)に立ち還る〜(日本経済新聞出版)」をご紹介します。

世の中が不確実性を高めている今、あらためて「自分自身の企業やフリーランスの仕事など」のパーパス(存在意義)を見つめ直すことがすごく大切だと感じています。
そして、この本には、パーパス(存在意義)を見つめ直す時に大切な視点が明確に書かれています。

少しだけ、ご紹介しますね。

・不確実性の時代において、目指すべき戦略や施策の是非を判断する軸を共有しなければ、意思決定が迷走するリスクがある。
・判断軸や動機付けの根幹となる「変革の意義・意味合い(why)、すなわち変革を通じて体現したいパーパスを、判断軸の明確化と動機付けの双方の観点で「北極星」として捉えることである。
・「我々は何者か」と「世界が求めているニーズは何か」が交差する領域が、その企業が社会のニーズに対して独自の強みを活かして存在意義を発揮する「パーパス」となるのである。
・パーパスは「製品をつくり・売る、サービスを提供することを超えて、わが社は、なぜ社会で存在する価値があるのか」「もしわが社が消滅したら、世界はかけがえのない何を失ってしまうのか」といった企業固有の存在意義を包括する。

いかがでしょうか。

一般的に、ついつい、企業側からの立場を押し付けがちになってしまいがちですが、「パーパス(存在意義)」を考える上でも大切なことは、「世の中が求める視点」を重視するということなのでは、と思います。

「パーパス(存在意義)」を意識して、世の中に貢献できる「より良い仕事」を目指していきたいと感じます。