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リーダー対象 ビジョン・目標達成のために大切なこと、それは「メンバーを知る」ことです

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担当の時と比べて、リーダーになったらチームやメンバーのことを考えることが重要になってきますね。
時には、仕事を自分で行った方が早い場合があるかもしれません。
ただ、リーダーになったら、自分がするのではなく、メンバー自身が自ら考えて実践して、手応えや成果に導いていくことが大切ですね。

自らビジョン・目標を描いて、自ら考え仮説を立て、実践して振り返り、その後、さらなるビジョン・目標や仮説を立て実践していくという、まさに自発型・自走型のメンバーの集団になれば、非常に強いですね。
これまでお伝えしてきたVPDS(ビジョン・目標ー仮説・計画ー実践ー検証・振り返り)サイクルで実践するメンバーの集団になれば、すごいことが起こせると思います。

ただ、初めからVPDSサイクルを高速回転で回し、実践できる人ばかりではないと思います。

そのために、まずメンバーの考え方や思いを「知る」ということが大切です。
私はこれまで、リーダーに任命されると、必ず期限を設けて、メンバーと一人ひとり、一対一の面談を行ってきました(オンラインでもできますね)。
この期限を設ける、ということが重要ですね。
1年後にはこんなチーム状態になっていたい、そのために6ヶ月後には、そのために3ヶ月後には、そして、そのためにこの1ヶ月間で面談をこういう状態で終える、というようにイメージを描きながら、逆算思考で、期限を明確にして実行していきます。

以前の記事でVPDSサイクルについてご紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください。

visionary.hatenablog.jp

 






リーダー対象 ビジョン・目標達成のための大切な軸は「人」です

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私は、これまで、営業成績を上げ会社から表彰されたり、本社スタッフ部門のプロジェクトで億単位の経費削減を達成するなど、活動の結果として数多くの実績を残すことができました。
大変な時や精神的に厳しい時もありましたが、VPDS(ビジョン・目標ー仮説・計画ー実践ー検証)サイクルを意識し、そのサイクルを回し続けることで、壁を乗り越え、ビジョン・目標を達成することができました。
特に、リーダーとしてチームを任された時、ビジョン・目標を達成するために非常に大切なことは何か、を実践を通じて学んできました。

それは、「人」です。

メーカーやサービス業など、業種は違っても、全ての価値創造の根本は、「人」です。
「人」が、やる気に満ち、ビジョン・目標に向かって自走する集団・チームはすごいパーワーを生み、信じられない結果を導くことが多いと感じています。
逆に、やる気を失い、覇気の感じられないチームは、なかなか成果を創出することは難しいのではないでしょうか。

私は、個人的に、チームメンバーのことを部下と呼ぶことを好みません。
メンバーは、同志であり、アソシエイツです。
VPDSサイクルを意識し、回し続ける時、「人=メンバー」を軸に考えることが大切です。
「メンバーのやる気に火を灯す」ことを軸に据えることが大切です。

以前の記事でVPDSサイクルについてご紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください。


 

人生を楽しみ、ビジョン・目標を実現し、成果を創出するための方法の目次一覧

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Visionaryでは日々、人生を楽しむ方法について書いています。ここでは今までの記事をまとめ、目次のようなものを作りました。
下線部分からそれぞれの記事へ飛ぶことができます。
このページはこれからも更新していきます!

はじめに

人生を楽しむための方法はビジョンを描くこと

 

ビジョンを描く

ビジョンを描く時のポイント

1思いのまま、書く
2具体的に描く
3期限を決める

ビジョンから目標へ

 

VPDS思考

ビジョン・目標を実現するための考え方「VPDS思考」

VPDSとPDCAの違い

VPDS思考を意識する効果・目的

1自己肯定感が高まり、プラス思考になってくる
2成果の創出を実感できる
3自分で考える力が高まってくる
4ビジョン・目標が成長していく

 

V - Vision ビジョン

ビジョン・目標を立てる時のポイント

1期限を決める - 達成感を得るために
2期限は90日がおすすめ - 90日ワクワク大変身

 

P - Plan 計画

仮説・計画を立てる時のポイント

1一貫性のあるストーリーを作る

2逆算思考で考える

3行動目標を立てる

3つのポイントを意識すると人生が楽しくなる

 

D - Do 実践・実行

計画を実行する時のポイント

1VPDS思考を意識し続ける
2記録する -「見える化」で自分自身を褒める達人に

 

S - See 検証・振り返り

検証・振り返りの時のポイント

1成果・手応えから振り返る
2仮説・計画と照らし合わせる
3次につなげる

 

まとめ

人生を楽しむためのVPDS思考の全体像

 

「人生を楽しむため、ビジョン・目標を達成するため」の考え方・方法・コツの全て 一目でわかる全体像

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「人生を楽しむため、ビジョン・目標を達成するため」の考え方・方法・コツをシンプルに、全体像にしてご紹介しますね。

私は、人生を楽しむために、ビジョン・目標を達成するためには、VPDS(ビジョン&目標ー仮説&計画ー実践ー検証&振り返り)を意識し回し続けることが大切だと感じています。
そして、意識し回していく時には、押さえるべきポイントがあると思っています。
逆に言うと、ポイントさえ押さえれば、VPDSはより力を発揮し、ビジョン・目標を達成できたり、成果を創出できるようになっていくと、私の経験上、すごく感じています。
全体像を見るって、大切ですよね。安心しますね。
どこまで考えていけばいいのか、果てしないと不安になりますね。
全体像をなるべくシンプルに把握すること、押さえるべき基本原則を知ることで、勇気と元気が湧いてきます。
では、ご覧ください。

 

人生を楽しむため、ビジョン・目標を実現するために

1)ビジョンを描く練習をする

そのためのポイントは・・・
①「具体的に」を意識する
②「期限」を決める

2) VPDS(ビジョン&目標ー仮説&計画ー実践ー検証&振り返り)を意識する

1.  ビジョン&目標を立てるコツ「Vision
①数字で考える
②90日を意識する

2. 仮説&計画を立てるコツ「Plan」
①一貫性のあるストーリーで
②逆算思考で
③行動目標は3つまでとして、数字を入れて

3.  実践を徹底するコツ「Do」
①VPDSを意識し続ける
②記録する

4.  検証&振り返りを行うコツ「See」
①成果・手応えから
②仮説・計画に焦点を絞る
③次につなげる
→軌道修正は成長そのもの

いかがでしょうか。
VPDSは、自分を承認するためにあります。大騒ぎするためにあります。
VPDSを意識し、回し続けると、できなかった自分ではなく、努力したことに真正面から向き合える自分になれます。
そして、何より、人生を楽しみ、ビジョン・目標を達成するために、VPDSがあります。
上記のVPDSの基本原則を意識することで、仕事だけではなくて、勉強やスポーツ、整理収納など、様々な手応えや達成感を実感できるようになる、私はそう感じています。

VPDSの「S」 目標達成・成果創出のための具体的な「軌道修正」の事例

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目標を設定したとしても、いつも達成できるわけではありません。
その時にうまく軌道修正できると良いですよね。
前回の記事では、軌道修正についての考え方について触れました。

では、具体的な事例で見てみましょう。
例えば、「1年後に50mを7秒で走る」という目標を設定したとしますね。

そして、目標を達成するための仮説・計画を立てる時に意識することは、「逆算思考」で考えることでしたね。
そこで、例えば、1年後の目標達成時期の2ヶ月前には7秒で走れる状態にしておく、という目標を考えたとします。
このように、逆算思考での定点観測の目標を設定することは非常に大切ですね。
期限ギリギリになって間に合わなかった・・・という状況を避けることができます。

そして実際は、2ヶ月前の時点で7.5秒とクリアできていなかったとしますね。
あと、目標の7秒まで0.5秒遅いタイムとなっています。

そこで、計画の軌道修正が必要だな、と考えたとします。
軌道修正する時に考える観点は、以下の3つでしたね。

1.   目標や仮説・計画を軌道修正した方が良いのか。
2.  そもそも、目標や仮説・計画をゼロベースで設定した方が良いのか。
3.   目標や仮説・計画はそのままにして、実践の徹底度を高めた方が良いのか。

ここで、上の1〜3の観点に沿って、なるべくシンプルに事例を当てはめてみます。

1.  毎日、50mを30回走る練習を、50回に増やすよう軌道修正する。
2.  毎日、50mを30回走る練習から、筋力トレーニングに変える。
3.  毎日、50mを30回走る練習が、そもそもできていなかったので、仮説・計画は
  そのままにして計画通りの練習を行えるにはどうするかを考える。

いかがでしょうか。

このように、なるべく細分化して考え、言語化することが大切ですね。

VPDSの「S」  目標を達成するための「軌道修正」の大切な考え方と仕方のコツ

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「軌道修正」するということは、マイナスなことではなくて、「自己成長」につながる「大切なプロセス」です。
前回の記事で紹介しました「軌道修正」について、さらに深く考えてみましょう。

一般的に「計画を変更する」「仮説を修正する」というのは、何か、後退したイメージを持ったり、よくないことのように考える時があるようです。
単年度計画で設定した目標や、目標達成のための仮説・計画は絶対的なもので、途中で修正するものではない、という考え方を持つ人もおられるようです。
確かに、実践が徹底できていなかったり、何か中途半端な状態だったり、その時々の状況にもよると思いますので、一概に「良い、悪い」とは言えませんね。

ただ、そもそも、一度設定した目標や仮説・計画は決して変更するものではない、という考え方に固執する場合は、少し疑問を感じます。
また、一度設定した目標や仮説・計画は変更したくない、という気持ちを持たれる人は、一度、その考え方を考え直してみる勇気を持っていただくことも必要かもしれません。


私は逆に、変化の著しい時代の中で、年度初めに設定した目標や仮説・計画がそのまま進むことの方が少なくて、適宜、必要に応じて軌道修正しながら、スピードを持ってスパイラル的に進化していく、という考え方の方がより良いように思います。


では、軌道修正する時に考える主なポイントを考えてみましょう。
私は、主に、以下の3つが挙げられると思います。

・目標や仮説・計画を軌道修正した方が良いのか。
・そもそも、目標や仮説・計画をゼロベースで設定し直した方が良いのか。
・目標や仮説・計画はそのままにして、実践の徹底度を高めた方が良いのか。

なるべく、細分化して考え、具体的に言語化することがコツです。
「軌道修正」は、「自己成長」のための大切なプロセスです。

 

 

VPDSの「S」 「検証・振り返り」の時、「次につなげる」意識を持つことが成果を生むコツ

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「VPDS」の「S」、「検証・振り返り」の時に意識するポイントの3つ目として、「次につなげる」をお伝えしますね。

「検証しないまま、次のPlanを考えてしまいます。だからいつも私は、PlanとDoの繰り返しばかりしている気がしています」「検証しても、次の行動に生かせていないことが多いです」というようなお声をよく耳にします。

私は、前回お伝えした「仮説・計画」に焦点を絞り、「次につなげる」という意識を持って「検証・振り返り」を行うことで「成果」を生むことができると感じています。

「次につなげる」という意識を持つということは、
・あらためて、自分の実現したいビジョン・目標って何?(V)
・仮説・計画の立て方を修正する必要はある?(P)
・そもそも実践の徹底度はどうだった?(D)
ということを考える、ということですね。
そして、必要に応じて軌道修正して、次の動きに生かす、ということです。

私は、できなかったことを後悔したり、自分を責める必要はありません、というお話をしましたね。
健全に、自分の努力を肯定し、自己承認するクセをつけることが大切だと思っています。
そして、その上で検証し振り返ることで、必要に応じて「軌道修正」することが大切だと思います。
「軌道修正」するということは、マイナスなことではなくて、「自己成長」につながる「大切なプロセス」だと感じています。